亀の歩みで

急がず、慌てず、IT文化を楽しめたらいいと思っています。

2009-07-20 11:16:10 | Weblog


昨日の夕方 庭の手入れをしていた主人が飛び込んできて、「外見てごらん きれいな虹がでているよ」と言いながら 2階に上がっていった。
私はすぐにウッドデッキに出て、空を見上げたら、南東の方角に大きな虹がみえた。
予期していない自然現象を見るとなんで気持ちが高ぶるのだろう。
直 携帯電話のカメラで虹をパチリ。
時間と共に薄くなっていく。上手に撮れているか確認している暇がないので慌てて撮った。
今朝の新聞に虹の写真が出ていて、昨日の虹は二重になっていた。
残念ながらそれは見られなかったのだったが、虹を見ることができてなんだか嬉しくなったのだった。
2階に駆け上がっていった主人は買ったばかりのカメラに虹をおさめたらしい。

久々の下北沢

2009-07-09 23:06:20 | Weblog
下北沢に久しぶりで行きましたが、すっかり変わってしまっていたのに驚きました。
以前は住宅街だったのにお店がどんどん進出して、和風の部屋の前にはオープンテラスができて大音量のBGM。
私の年齢で見て歩くのもはばかられるようでした。
駅前のピーコックのビルに入って、エスカレーターで3階まであがったら昔はあった店がない。仕方なく奥まで行きエレベーターで1回に降りたら、一階にあったピーコックに出られない。そこは一坪ほどのスペースに、若い子用の洋服や装飾品を所狭しと並べている店ばかり。通路は暗く、私の眼はぐるりと回っても どこにも焦点が合わないまま 何一つ買えるようなものはなく、ようやく外にでられたのに、そこはピーコックの裏でした。
自転車をピーコックの前に止めていたのでぐるりと回って元にもどると、前の薬屋でサランラップがお一人様一本限りの特価で売られていました。
それを一つ手にとってレジに並んで「これだけですみません」と・・・・
下北沢まできてお買物はサランラップだけ。フーッ 
下北沢 若者の街といわれて久しいけれど ここまで変わっているとは知りませんでした。

一周忌

2009-07-06 10:04:33 | Weblog
昨日は長姉の一周忌の法事でした。
法事は私たち夫婦と我が家の長男夫婦と長女、それに 次姉夫婦と二人の姪とそれぞれの子供があつまりました。
姪の子供は一人が小学校2年生、一人が今日で3歳になります。
二人とも男の子で、小学生になった方は以前の可愛らしいのが消えて、一人前の受け答えをするようになり、3歳の子は今が可愛い盛りです。
なにを言っても、何をしても所作の一つ一つが可愛らしいのです。
我が家の長男夫婦は子供を作らない主義だとかで、私には孫がおりません。
こんな可愛い子供を見ても嫁は可愛いと感じないのだろうか、いや感じて欲しいと思いましたが。
いろいろな生き方があるので、息子たちの自由ではあるのですが、姉が晩年寂しく過ごしていたのを思うと 息子たちが高齢になったとき、子供がいる方がどんなに良いかと考えています。
 
姉が亡くなってからこの1年は、姉の遺言を遂行するためにた びたび姉の家に行きました。
生前に もっと姉を訪ねてあげれば良かったと後悔しています。

収入は十分にあった筈なのに 姉は実に質素に暮らしていました。
子供がいない姉が残していった預金は結構ありました。
こんなにあるのならもっと楽しめたのに・・・
そういえば 姉はお金は出すから一緒に温泉に行こうと言っていたっけ・・・
今になってはどうすることもできません。

先日 主人と寿司屋に行きました。
「お姉ちゃんを思い出す?」と主人が言いました。
実は、昨年 姉が倒れる前に、姉と二人で一緒に行った寿司屋だったのです。
小食の姉は新鮮な「岩牡蠣」を食べて美味しいと喜んでくれていました。
それから車で満開の桜並木を見てまわって久しぶりに桜の花見をしたのでしたが・・・
我が家に2泊して 姉の家まで送り届けに行き、パソコンを教えて帰ってきて数日で倒れてしまったのでした。
姉宅に通っていたヘルパーの会社からの電話で姉の家に駆けつけた時、洗面所から身を出して倒れていました。 
「お姉ちゃん!」と呼ぶと その時は目を開いて頭を持ち上げられたのです。
急いで救急車を頼んだのですが、一刻を争う状態でしたが、受け入れてくれる病院がなかなか見つからなかったのです。
もう少し早く処置をしてもらえたら、一周忌を迎えないで済んでいたのかもしれません。
1年以上経ちましたが 今でも家で姉が倒れていた姿は瞼に焼き付いております。
今となっては どのくらいの時間そこに倒れていたのか分かりません。
一人で長時間倒れていて助けを呼ぶこともできないでいた姉の気持ちを考えると胸が痛くなってしまいます。
明日の7月7日 姉が亡くなってから もう1年が経ちます。
姉の最後の姿は見ていますし葬儀もしたのですが、まだ姉が亡くなってしまったことが信じられないこともあり、とても複雑な気持ちです。