亀の歩みで

急がず、慌てず、IT文化を楽しめたらいいと思っています。

6ギアの威力

2007-07-19 00:09:17 | Weblog
愛車で買い物から帰る途中タイヤから空気が抜けてしまい、手で押して歩いて帰り、空気入れでゴキゴキ空気を入れたのに、タイヤが膨らまなかった。
濡れている地面の上にタイヤがあったので良く分かったのだが、空気入れをシュッと空気を入れると、つぶれたタイヤの側面も濡れていて、あちこちから小さく「ブクブク」と気泡がでてきていた。
よく見るとタイヤの側面に ぐるりと細い亀裂が入っていた。
パンクではないので、タイヤをそっくり取り替えなければならない。
10年以上前  前に乗っていた自転車のタイヤを取り替えて8,000円した記憶が残っていて、今だと10,000円くらいはするかと思った。
この自転車は[ドンキホーテ]のセールで買った6ギアの自転車。
10台限りで9000円で少々おつりがきたのじゃなかったと思う。
朝 車で主人に送ってもらったので早く着いて2番目だった。
色はシルバーを選んで八幡山から軽快に乗って帰ってきた。
以来6ギア付きの愛車を重宝に乗り回していた。車体の質は良くないので錆びて汚くなっていて、安いのだからこれはしかたないなと思いながら乗っていた。
我が家は軽い坂道を上った所にあり、私は年もとってきたのでアシスト付きの自転車に乗って見たいと思っていた。
タイヤ交換に使うお金をアシスト付きの自転車に回すことに決めた。
量販店やインターネットで調べたのだが、
最近は自転車の小売店を守るために量販店で買った自転車は地元の自転車屋で直してくれないようなので、今度は地元の自転車屋で買った。
割引は期待していなかったら、5%引きでしかもパンク直しの無料券2回分をつけてくれた。
ネットで買うともう少しは安く買えるかも知れないけれど、同等の値段の感じがする。しかも地元だし気持ちよく自転車屋の前を走ることができる。
アシスト付き自転車もいろいろ種類があり、メーカーの特色もあるのだけど、どれもアシストつき自転車は重い、その上、私の身長がこれからは縮んで行くことを考えて24インチにした。
いざ乗って見ると、坂道はとっても楽なのだが、普通の走行は6ギア付きの自転車の方が断然速い。
26インチと24インチではペダルを一回踏み込んで進む距離に大分違いがある性かもしれない。
背丈が縮むことを見越してまで24インチを選ばなくてもよかったかなとちょっと悔やんでいる。

前の自転車は6ギヤが付いていたのでさらに早かった。
ちょっと未練が・・・・
粗大ゴミに出してしまった今 タイヤを交換して乗ることはできない。

さぁて!ものは考え様である。
小さな車輪で回数多く漕ぐことになって、運動不足解消のためになるかと思えば反って良かったことになる。

今までの愛車よ 婦人が乗れる6ギア付きの自転車はなかなか売ってない珍しい自転車であった。重宝に乗り回していた自転車よ、今までありがとう。

ガラ先生

2007-07-15 01:58:11 | Weblog
13日の金曜日
主人は泊りがけで出かけていて留守。
夜 一人で軽く夕食を済ましてテレビをみていたら、
なぜか 突然 「湯けむりの里」に出かけたくなった。
 
会員券が見当たらない。
○○クラブの会員券のような高価ではなく、
いつでも100円で買えるので、パッと用意して車に乗った金曜の夜なので混んでいて駐車場はほぼ満車だった。
会員券があると、入浴やマッサージなど割引価格で利用でき、
有効期限は1年だから、絶対割安。

アカスリもしてもらい、さっぱりして出てくると、
ホールに大きな水槽があって、2人ほどその中に足を入れていた。
Dr.フィッシュ
[ガラ先生の出張診療所開催中!!]
すべすべ美足 健康な快足 を目指しませんか?
ガラ先生とは、人間の古くなった角質を食べてくれる魚のことです。
期間限定 10分 500円

どんなものか試して見たら、くすぐったいともいえない、如何表現してよいのだろう
ピチュッピチュッと、軽く触られているけれど刺激があるのでもない。
アカスリをしてきれいになったあとだったのだが、まだ古い角質は残っていて、群がって食べてくれた。
クリックすると別の写真が顕れます


不都合な真実

2007-07-09 18:33:03 | Weblog

主人に薦められていた映画「不都合の真実」を見に行った。
午前10時40分からだと気がついたのは5分前、我が家から駅の近くの映画館まで歩いて5分。
大急ぎで自転車で向かった。
私はシニア料金なので1000円で入れる。
既に始まっていていて館内は真っ暗。
暗闇に目が慣れるまで後ろでたっていた。
少しずつ目が慣れてきて見回すと、観客が結構多かった。
やがて空いた席を見つけて座ると、直に、映画「不都合の真実」の映写が始まり、
アル ゴア氏による講演を柱として 地球温暖化の分析が次々と展開されていった。
かって 氏は大統領をかけて 現大統領のブッシュと戦い 最初に勝利したのがゴア氏だったが、ブッシュ氏側がクレームをつけた末に、票を再度見直すことになり、そしてブッシュ大統領が誕生したのだった。
当時ニュースを見ていた私は、ブッシュ氏のクレームをつけた後の票の見直しに不透明さを感じて、ブッシュ氏には好感が持てなかった。
私は アメリカの大統領候補者について詳しく知ろうとも思わなかったが、このドキュメンタリー映画で ゴア氏は地球温暖化問題について世界的な啓発活動を行っており、後世に安全な地球を残すために警鐘をならしている人であることを知った。
このようなゴア氏が大統領になっていたら、どのような政治をしたであろうか。
アメリカは、京都議定書にも率先してサインしただろう。
世界貿易センターの同時多発テロはどう捉えただろうか。
その後に国連決議の本とはいえフセインを追い落とし 今も収拾の目途が立たないイラク問題がどうなっていただろうか。

ゴア氏は、米国自らが 古くからある体質を変革して、当初 痛みを伴うことがあっても 米国のみの利害追求ではなく全世界つまり地球規模で環境破壊に歯止めをかけるよう提唱している。
あるシーンが印象的だった。
秤の右側の皿に地球、左側の皿には金の延べ棒、どちらを重視するか と問う。
地球がなくなっては金の延べ棒も無役のものとなる、と説明した。

地球温暖化を防ぐために まずは一人一人の日々の生活から環境破壊の本をなくしていこう、と訴えている
映画のラストでは「この映画を友人に見るように勧めよう(主旨)」とある。
関心のある人はこの映画の予告(http://www.futsugou.jp/)をご覧ください。

セルビアの理髪師 オペラ鑑賞

2007-07-05 11:16:31 | Weblog
≪セルビアの理髪師≫題名だけは知っていたオペラ。

若手を育てるというイタリア・スポレート歌劇場から来日
東京文化会館と大宮ソニックシティホールで公演予定だった。
初めて大宮ソニックシティホールへ出かけていきました。
もちろん上野の方が近いですが、同じ公演なのに鑑賞券の価格がずーっと大宮の方が低かったのです。
軽く夕食をとるのに主人がとても美味しいイタリアンがあると案内してくれ、主人はビール、私はトマトジュースと共に、かにソースがたっぷり入ったパスタを食しました。
勧めただけあって大変に美味しかったです。
ところで 来る前にジムで運動してきた主人。
オペラ鑑賞前に、ビールを飲んでしまうと、眠くなってしまうだろうに、何も考えてない。
注意したい気持ちをグッと抑えて会場に向かいました。
ホールはまだ新しくてとてもきれいでした。席もまあまあの場所で、ここを選んで正解でした。
音楽に無知な私は、インターネットで内容を調べて印刷するのですが、今回は何も調べず、内容は全く知らないまま鑑賞することになりました。
しかし、日本語訳が舞台の袖に電光表示され、歌っている内容が分かり大助かり。
ところが主人は案の定、隣で眠ってしまいました。
拍手の音に目を開け、一緒に手を打ちますが、また眠ってしまいました。
前半、殆ど眠っていた主人は、目が覚めた後半は、しっかり観ていてましたが、登場人物が分からないままでしたから 流れが分からず充分に楽しめなかったようです。
そういえば、昔、主人の赴任先の海外で、よくミュージカルを観に行きましたが、子育て奮闘中だった私は、薄暗くなったホールの中で、心地よい音楽が流れる時間は毎回のように、眠りに誘われていました。
「あぁ又眠ってしまった、残念だったぁ」と その度に思ったものです。
今回の主人も、さぞかし残念に思ったことでしょう。
昨年ワルシャワからの公演で≪フィガロの結婚≫を見ました。舞台装置が簡素でした。簡素すぎました。
これは、国力の違いなのかもしれないと思いましたが 歌が上手いとか下手とかではなくただオペラを観てみたいくらいの者にとって 舞台装置は目で楽しむことのできる鑑賞のひとつの要素でしたからとてもがっかりしました。
この点でも今回は満足することができました。

サンバ

2007-07-02 12:05:59 | Weblog
銀座線に乗っていて、隣に座った女性の袋から、ショッキングピンク色した長いものが飛び出ていました。
なんだろうと良く見たら、羽でした。
袋の中から取り出した、布もピンクで、スパンコールの飾りを布に近づけて「合うかな?」
サンバカーニバルの衣装の材料だとのこと。
羽は頭と背中にフワッと見せるために付けるのだそうです。
自分で描いた衣装のデザインを見せてくれました。
肌に身につけるのはレオタードを着るのかと尋ねたら、
「裸です!」
「(>o<") あらっ!
デザイン画を見ると、バストとお尻をスパンコールで飾りを付けた小さな《部品?》で辛うじて隠しているだけ。
それに頭にはスパンコールと羽をあしらった帽子?
「激しい動きで頭の飾りが外れたりしないの?」
「しっかり止められるように作りますから」
そして、他の人の写真を見せてくれて、それぞれ毎年デザインしてサンバを楽しんでいるのだとか。
浅草カーニバルしか思い浮かばなかったですが、サンバはいろいろなところで踊る機会があるそうで、私の住いから近いところでは高田馬場であると教えてくれた。
お祭りの神輿担ぎに夢中になる女性もいれば、自分で衣装を作ってサンバに夢中になる女性がいる。
渋谷あたりで24時間タムロしている女の子たちの意識が、地下鉄で出会った女の子のように、ひとつ夢中になって挑戦する方へ向いたら素晴らしいとつくづく思ってしまう。