9月半ばから、アメリカから一時帰国した息子と私たち夫婦の「親子水入らず3週間の生活」が昨日朝 新宿へ送って終了した。
滞在中はビザの申請、運転免許証の更新、友人知人との友好、その上、突然、大学同期生の訃報で弔問、あろうことかアメリカに戻る前日にはアメリカの友人の父親の葬儀(山梨県甲府での告別式)に出席するなどと、ハードなスケジュールだった。
また、ある日は夕方から 素敵なアパートに住む娘の部屋を見に行って、目の前にあるレトロなウナギ屋で御馳走になり、その後一緒に近くのダイエーでアメリカに持ち帰るものを物色して購入した。
弟の懐を軽くしてあげるために姉である娘は買い込んだものは全部払ってあげたのだ。まるで親みたいに。
息子は今までに数回帰国してアメリカへ戻って行ったがその都度、ぎりぎりまで荷作りができず、手伝わざるをえない状態だった。
その手伝いをしてきた私や娘から今回もそんなことになるのではと揶揄されていた。
小ぶりのスーツケースで帰国した息子は2個目のスーツケースを日本で購入予定だったが、気に入ったのが見つからず・・・というか 我が家に娘が使わなくなったのが一つあったので、本人はそれを頂戴するつもりで真剣に見つけようとしなかったと思うのだが、思ったとおり、娘に電話して「貰う」ことにした。
荷作りは、告別式から帰宅した夕方から始めた。
しばらくしてから、最後の晩になるので娘が一緒に夕食を食べに帰ってきて、賑やかに食事をしたあと、荷造りを再開。
買い込んだものが沢山で、かなりの重量。スーツケースに入れた本が10kgあった。これを取り出すとなんとか制限をクリアーできそうだったので、その本は手荷物で運ぶことにした。
荷造りを終えた後、話し込んで、その後、私は久しぶりに息子のためにお弁当をつくり、なんだかんだで寝たのが明け方の4時になってしまった。6時に起きると息子も起きてきて最後の荷物チェック。そんなこんなしているとあっという間に時間がたってしまった。
成田エキスプレスの時刻を調べた主人が、8時台出発する便は間に合わない、自発は9時40分すぎ、これでは成田に出発2時間前に間に合わない。
急遽、乗物をバスに変える。当の本人は呑気に構えているが、その時刻は何時?
と 傍がイライラ。
主人がバスなら新宿のヒルトンホテルが良いと、ホテルに車を着けたら新宿西口から乗る予定だったバスが数分後に到着するタイミングの良さだった。
ホテルに泊まっていないのに親切な応対に感激した息子はようやく成田行のバスに乗り込んだ。
怒ったりするけど、どこまでいっても親。親身になって動いてあげる。
息子を見送って、夫婦で「ふーっ」と。
成田でチェックインしたら、重量は20KGもオーバーしてたとか。