亀の歩みで

急がず、慌てず、IT文化を楽しめたらいいと思っています。

松の内

2008-01-16 18:17:03 | Weblog
15日で小正月も終わり、正月気分はなくなったのだろう。
昔と違って、今日では 新年早々からお店が開いているし、じっくりお正月気分も薄くなった気がします。
実家の母は大みそかまで、煮物や、私たちの着物の丈を直したりと、働きどうしで新年を迎えていました。
その代り、新年は 家族でお正月を祝い、比較的ゆったりと過ごしていました。
7日には「七草粥」をいただき、門松はこの日まで、玄関の上に飾ったお飾りはそのまま15日まで飾っていたような気がしています。

我が家では、新婚当時は、実家でしていたとおり、門松と玄関飾り、それに車にもお飾りをつけていましたが、世間を見てみると、車のお飾りをする人が少なくなって、我が家もいつしかつけなくなりました。
そして今は玄関のお飾りをつけたら、門松は無し、門松をつけたら玄関のお飾りはしないようになりました。

新聞に松の内についての記事がでていました。
今では松の内というと7日が主流になっていますが、関西や地方によっては15日まで松の内というところがある。一説には小正月までをつなげて松の内というとも言われている。

喜田川守貞という幕末の考証家によれば 昔は関東も15日までだったようです。
江戸時代 第4代将軍家綱の治世当時、江戸では火事が多く、寛文2年(1662)1月6日に、
「町中表裏之松かさり明七日之朝取申可事」という「町触(マチブレ)」が発令されて町人に通達されたようです。
これが徹底されるまでには何年かかかったようですが、この町触と同時に「左義長(サギチョウ)の禁止令」が発令されたそうです。
左義長とは宮中に始まる小正月の火祭りで、民間では門松や注連飾りを集めて燃やす行事のこと。江戸では火事を防ぐために厳禁となっていたらしい。
燃やす際の囃し言葉から、別名「どんど焼き」と呼ばれていて現在でもこの行事は続いているところがあちこちにあるようです。

想定外

2008-01-05 16:30:33 | Weblog
4日のブログをUPした後に長男から、「今日いる?」と電話が入った。
昨年は来なかったし、今年 来ることは想定外だった。
別に出かける用事もなく 長男夫婦が来るのを楽しみにしたいところだった。
しかし、もてなしたくても おせち料理はなし、いつも作っているローストビーフも牛タンもない。
「お寿司の出前とるから、6時頃いらっしゃい」
嫁も来るし、お寿司だけでは寂しいので、冷蔵庫を覘いてみた。
お歳暮にいただいた干物はあるが、これでは様にならない。
長男がお中元に贈ってくれたハムが、冷蔵庫の隅の方にあった。
いつか食べよう・食べようと思いながら、その機会がなく忘れ去られていた。
昨年 負の話題に幾つもの企業が泣いた賞味期限。
ハムには2007年9月とあった。
しかし、一度も開けてないし、おそらく大丈夫だろうと、二重に被ってあった布やタコ糸を解き、輪切りにしてみた。
なんにも悪くなってなんかいない。
しかし ハムのまま出すのも料理したことにはならないので、衣をつけてハムカツを作ることにした。
同時にじゃがいもは沢山買い置きがあったので 蒸かして うづら卵くらいのコロッケにして、蒲鉾と伊達巻、ひじきと野菜の炒め煮を作った。
お寿司は6時頃の配達を頼んだら、注文が殺到していて7~8時の配達になると言われた。
しかたないので、一応頼んでおいた。
しかし、長男は6時にきて1時間くらいしかいるつもりがないと言っていた。
主人と相談して、この店のお寿司がスーパーに売っているので、それを買ってくることにした。
出前は断わりの電話をした。頼んだとき もう少し早くならないかと頼んだら、できないといわれたのだったが、断りの電話をしたら、今度は「6時に間に合えばいいんですよね」と、配達の時間を調整してくれるらしい。
すでに、お寿司は買ってきてあるので 断ったが、調整する気があるのなら 注文した時になんとか都合をつけると言ってくれれば良いものを・・・・
しかし おかげで、こちらの出費はスーパー価格で済んだので助かったのだった。
時間どおりに長男夫婦が着いたが、杉並を走っているミニバスの最終便が下高井戸を19時にでるとかで18時50分には帰るという。
急いで食卓について 乾杯し、スーパーで買ったお寿司でも喜んで食べてくれた。緊急に作ったハムカツもコロッケも食べた。
しかしハムは長男が夏に贈ってくれたものだとは言わなかった。
人一倍賞味期限を気にする長男のこと 分かったら、箸はつけなかったと思う。 嫁が 身体にいいからとひじきの煮ものを長男に勧めていた。
伊達巻が大好きな長男は伊達巻を5種類も買ったそうだが、我が家のちょっぴり高級な伊達巻を喜んで食べてくれて、そして18時50分には慌ただしく帰って行った。
今度はゆっくりしていくようにと、二人を見送ったが、何よりも 来てくれたことが嬉しいかぎり、夫とそう云いながら二人して喜んだ。
そうそう ハムはカツにしたことがなかったのだが、案外美味しくいただけた。

今日から

2008-01-04 12:53:14 | Weblog
今日は新年が明けてから4日目。
世間では仕事始めの日。
いつもはなにかメッセージを送ってくれていたアメリカにいる二男から何も言ってこない。
「身体でも壊しているのかもね」と主人と話して昨晩電話をしてみた。
みたというのは主人が電話したのであって、私は眠くて、電話に出なかったのだが、今朝主人に聞いたら、忙しくしていて・・・ということだった。
そうそう、電話の着歴をみたら、2~3回、「ヒツウチ」とあったので、これは息子からだったのだと思った。
元気にしていることが分かり安心安心。
息子から電話がなかったのではなくて、こちらが留守をしていたんだった。

2日長野の帰りに長男のところに寄ってみると 正月早々に風邪を引いたという。
好き嫌いが多く、スナック菓子が好きなので、身体に良い筈がないといつも思っているが、注意をすれば「ハイ ハイ ハイ」と返ってくるだけ。
しかし、風邪を引いてダウンしているのは我が子だけではなかった。
私のすぐ上の姉の夫/義兄が、高熱を出し、お腹も壊してしまったとか。
また 新年に挨拶にきた姪も同じように具合が悪くなってしまったらしい。
おまけに この姪のお姑さんは 毎年お正月の2日か3日から1週間は姪の所に泊まりに来ているとか。
偶には解放してもらいたいらしい。

今年新年早々から、私の姉は、自分の夫と娘の家を行ったり来たりして面倒をみているらしく、自分の娘が具合が悪いとかを 気にしないで泊まっているお姑さんの態度が不満らしかった。
私は主人の両親が隣に住んでいたので、舅、姑がいる暮らしが当たり前になっていたので、考えてみれば10日位の親孝行はしても良いとも思えるが、普段いない人が24時間×10日でしかも 食事付きとなれば、大きな負担になることだろう。

「あなたは風邪大丈夫?」と聞かれて、「馬鹿は風邪ひかないっていうから」と応えた。
そういえば かなり昔に風邪引いてダウンしたこともあったけれど、ここのところ 正月に寝込んだ記憶がない。
バカもいいもの!

帰路

2008-01-04 12:01:04 | Weblog
2日は早めに出発して帰路についた。
関越を通るので、埼玉の姉宅によることにして、娘も一緒に車で帰ることにした。
姉のところでは パソコンのEメールをより簡単な設定に戻した。
最初に比べると姉のマウスの扱い方が上達していた。
豆に教えてあげることができないのに、一生懸命頑張って、パソコンに向かっている。
姉より若い隣人は、「私にはとてもできない」と姉がパソコンに挑戦する姿に感心姉は少々体調を崩していて熱があった。静かに寝ていた方がいいということで姉宅を早々引き上げて、関越に乗ったら渋滞にかかってしまった。
料金所へのレーンの選び方が良かったのと、そこを出てから練馬出口までは主人の経験から外環へ向かうレーンを選んだら、スイスイと走れて、最後の分かれ目で出口方面へ自然と入れたことで、かなり時間を短縮できた。
帰宅したものの、年末から出かけるということで、おせちはもちろん作ってなかったし、ほかの食材も用意していなかったため、夕飯は、姉が持たせてくれた、中華セット(姉の体調がよかったらみんなで食べる予定だった)があったので助かった。
こんなお正月、初めての事で、お正月という気持ちが湧いてこない。
夜のニュースで関越が24k渋滞と聞き、早めに帰ってきて良かったと思った。




新年

2008-01-04 11:41:54 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。
年が明けて4日目、世間では仕事始め といわれていますが、
2日には福袋を求めて2万人が横浜高島屋、プランタンも約1万人が行列したとか。
一足早い仕事始めですね。
我が家は大みそかを信州で過ごしました。渋滞を予想していましたがそれもなく、スムーズにいかれました。
娘は車の長旅より電車が良いと、一人で新幹線で向かいましたが、在来線に乗り換えて、目的の小布施駅の一つ手前で、雪のために電車がストップしてしまい、そこからタクシーを使う羽目に。
ホテルは土蔵を改装した部屋で、その手前の池には雪が舞い、赤・白の模様の鯉が泳ぐ景色はちょっと素敵でした。
明けて元旦
一面が新雪で真っ白。
   

去年の元旦は雪はなかったと聞き、新年最高のお年玉だった。
朝食はおせち料理とお雑煮。お出しがきいてとても美味しかった。
    

その後 地元の振興会のメンバーによる餅つきがあり、3人分のお餅を取り置いてもらうよう頼んで、初詣に出かけた。

    


目的の場所まで車のナビを頼りに走っていたが、我が家の車のナビは、田舎だと細かい場所の指定ができないため、途中から不安になりだした。
すると娘が携帯電話で道路検索をすると、コンビニやガソリンスタンドまで表し完璧に目的地まで誘導してくれた。
携帯電話でテレビを見ることができるとは聞いていたが、目的地まで誘導してくれる機能が付いているとは、日本の携帯電話の進化は凄いと思った。
お昼頃ホテルに戻ると未だ餅つきをしていて、そのお餅をいただいた。
午後から、近くの温泉に出かけた。高台にあったので、露天ふろから雪景色を堪能し、ゆっくりお風呂を楽しんだ。