11月9日
今日は、通勤途中で池袋線が止まってしまった。
線路で火を噴いている物があるということで、安全確認。
炎上して、鎮火させているので復旧の見通しつかずで振替え輸送を。
・・・・・・・どうやら、本当に無理のようで。
清瀬なんて、どうやって原宿まで行くのが近いのか。
進むことはおろか、戻ることも出来なくて。
とりあえず、改札口へ行ってみると・・・・・・人でいっぱい 。
駅員さんの対応や駅の対応も悪かったせいか、
男性数人が罵声を浴びせていた。
どうやら、花小金井と久米川に行くバスがあるという。
バス停は既にいっぱいの人。
思ったより早くバスは来た。
順次静かにバスに乗り込む。
バスの中から降りるまで、車中もとても静か。
降りる人がいるときには、サッとみんな除けて。
どのくらいかかるのか。
提出時間が限られた仕事がある。
気持ちは逸るが、走る道は、緑が多く、懐かしくなるような建物が多かった。
病院が多く、以前から気になっていた はんせん資料館 前も通って。
その内に、「このバスに乗れてよかったな・・・・」と思った。
とても静かな方々。
そして、大方の目的地は久米川で、さらに先へ急いでいる一体感が
とても心地よかった。
呼吸さえひとつになっているんじゃないかと思うほどだった。
その中から、東日本大震災の時の東北の方々の様子が蘇った。
みなさん、苦しみ、悲しみ、いろいろな感情を胸に秘めて、
感謝のことばを述べられる崇高な姿。
どんな現実であっても受け入れていこうと
生き続けていくことは何よりも美しく感動的なことだと思うようになった。
この一瞬、一瞬を受け止めてお――――きなこころの人間になりたい
と思う心が更につよくなったひと時だった。