自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

セーラーマーキュリーを作る パート01

2024-09-04 08:02:54 | 模型

昨日まで「白の天使」と言うフィギュアの製作をアップしましたが、今日からも「美少女フィギュア」の製作をアップします。

そのフギュアは、「セーラームーン」の人気キャラクター「セーラーマーキュリー」つまり、「水野亜美」です。

このフィギュアも、広島のFさんからの製作依頼でした。

キットはガレージキットで、キャスト製です。

スケールが1/4と、かなり大型です。

完成すると、高さが40センチ位もあり、手に持って塗装をするとかなり扱いにくい状態になります。

足先の爪を描き込むと、頭部をあちこちにぶつけそうになり、体を塗っていると足が邪魔で塗りにくいし、結構面倒でした。

先ずは、この大きなパーツをつなぎ合わせて隙間を埋めなければなりませんが、補強のピンを打ち込まないとすぐに外れそうです。

ピンは釘をカットして差し込みました。

細い真鍮線では強度が足りない気がしたので、釘を使用しました。

ドリルで穴を開けて、釘を切ったものを差し込みま、エポキシ接着剤で接着しますが、接着剤をたっぷり塗って隙間からはみ出すくらいにします。

接着面からはみ出た接着剤は硬化するのを待って、硬化後削り取ります。

そうすれば接着剤がパテの役目を果たすので隙間が埋まります。

パーツの段差等やすりがけして整えます。

足は接着しましたので頭部の加工します。

顔のパーツをよく見ると、頬の部分に気泡のへこみがありました。

通常ならパテを盛って硬化後、削ると言う方法を取りますが、短時間で仕上げ、さらに強度のある方法を取りました。

先ず、気泡のへこみを少し広げます。

ピンバイスをへこみに当てて少し穴を大きくします。

この穴にキャストのクズを、鉛筆のように削って尖らせて、瞬間接着剤で接着します。

これをカットして、カッター、サンドペーパーで磨きます。

これで全く分からなくなります。

しかもパテのように硬化するのに時間待ちすることがなく、すぐに作業できます。

しかも、パテより強度が有ります。

次に、肩と頭部のピン打ちします。

キットを見るとわかると思いますが、水着姿のフィギュアです。

なので、肌の部分の露出が多いので、表面の磨き処理は丁寧にします。

各パーツをつなぐと、こんな感じです。

立たせると、

写真では分からないと思いますが、かなり大きいです。

重さはそれほど重い感じは無いのですが、手に持って見ると長さが意外なほど長い!

やたらと足部分が私の胸や顔に当たります。

その分、完成したら迫力があると思いますが、作業が大変です。

前髪は顔のペイントが終わるまで接着できませんので、まだ仮付けです。

腕接着して継ぎ目を補修しておきます。

ここから徹底的に磨いて型の継ぎ目や気泡を潰し、磨き上げます。

その後サーフェーサーを吹いて仕上げ塗装しますが、これがまた大変でした。

その様子は次回に。

続く!