昨日まで「白の天使」と言うフィギュアの製作をアップしましたが、今日からも「美少女フィギュア」の製作をアップします。
そのフギュアは、「セーラームーン」の人気キャラクター「セーラーマーキュリー」つまり、「水野亜美」です。
このフィギュアも、広島のFさんからの製作依頼でした。
キットはガレージキットで、キャスト製です。
スケールが1/4と、かなり大型です。
完成すると、高さが40センチ位もあり、手に持って塗装をするとかなり扱いにくい状態になります。
足先の爪を描き込むと、頭部をあちこちにぶつけそうになり、体を塗っていると足が邪魔で塗りにくいし、結構面倒でした。
先ずは、この大きなパーツをつなぎ合わせて隙間を埋めなければなりませんが、補強のピンを打ち込まないとすぐに外れそうです。
ピンは釘をカットして差し込みました。
細い真鍮線では強度が足りない気がしたので、釘を使用しました。
ドリルで穴を開けて、釘を切ったものを差し込みま、エポキシ接着剤で接着しますが、接着剤をたっぷり塗って隙間からはみ出すくらいにします。
接着面からはみ出た接着剤は硬化するのを待って、硬化後削り取ります。
そうすれば接着剤がパテの役目を果たすので隙間が埋まります。
パーツの段差等やすりがけして整えます。
足は接着しましたので頭部の加工します。
顔のパーツをよく見ると、頬の部分に気泡のへこみがありました。
通常ならパテを盛って硬化後、削ると言う方法を取りますが、短時間で仕上げ、さらに強度のある方法を取りました。
先ず、気泡のへこみを少し広げます。
ピンバイスをへこみに当てて少し穴を大きくします。
この穴にキャストのクズを、鉛筆のように削って尖らせて、瞬間接着剤で接着します。
これをカットして、カッター、サンドペーパーで磨きます。
これで全く分からなくなります。
しかもパテのように硬化するのに時間待ちすることがなく、すぐに作業できます。
しかも、パテより強度が有ります。
次に、肩と頭部のピン打ちします。
キットを見るとわかると思いますが、水着姿のフィギュアです。
なので、肌の部分の露出が多いので、表面の磨き処理は丁寧にします。
各パーツをつなぐと、こんな感じです。
立たせると、
写真では分からないと思いますが、かなり大きいです。
重さはそれほど重い感じは無いのですが、手に持って見ると長さが意外なほど長い!
やたらと足部分が私の胸や顔に当たります。
その分、完成したら迫力があると思いますが、作業が大変です。
前髪は顔のペイントが終わるまで接着できませんので、まだ仮付けです。
腕接着して継ぎ目を補修しておきます。
ここから徹底的に磨いて型の継ぎ目や気泡を潰し、磨き上げます。
その後サーフェーサーを吹いて仕上げ塗装しますが、これがまた大変でした。
その様子は次回に。
続く!