いよいよ「ファンキュア」の完成です。
ファンキュア本体は完成してますが、展示ベースを製作します。
なにぶん上半身が大きく、足が細めなので倒れやすく、安定しませんので、大きなベースを作り、それに取り付け倒れない様にします。
いきなり形になっています。
素材はスタイロフォームで、50ミリの厚みの物を30センチ角にカットした物です。
側面と上面に「袋ナット」とボルトを差し込みます。
表面には「ウッディー粘土」を薄く塗り、粘土ヘラでひび割れを描きます。
このデザインは、フューチャーモデルスのパッケージのデザインを真似しています。
このパッケージのイメージを作りました。
フィギュアを立たせるとこんな感じです。
これをグレーの水性スプレー缶で塗装して、
取り付け忘れていた尻尾も取り付けました。
ベースは、軽くライトグレーでドライブラシします。
この後、ボルトのサビ塗装します。
水性アクリルの「ハルレッド」をサビの出る部分に塗り込みます。
次にオレンジに黒を少々混ぜた色を、サビの流れた感じに書き込みます。
水の流れる方向に書き込みます。
こんなイメージになります。
これでベースが完成です。
フィギュアをこのベースに立たせますが、フィギュアの足の裏には真鍮の棒が差し込んで有ります。
ベースには、その真鍮棒が刺さる大きさの真鍮パイプが埋め込んで有り、そこに足裏の真鍮棒が刺さる様にしています。
これで多少の振動では倒れなくなりました。
これで「韮沢靖氏の傑作 ファンキュア」が完成しました。
完成した写真が無いのでこの写真が完成写真です。
見れば見るほどすごいデザインです。
今までに見たことのないデザインです。
カッコよく迫力が有ります。
もう、韮沢氏に作品が見られないのが残念でなりません。
本当にすごい才能の持ち主だったと思います。
ご冥福をお祈りします。
本当に素晴らしい作品を有難うございました。