いよいよ「足柄山のおひるね」も完成です。
製作途中の写真が無いので、いきなり完成です。
この状態から、
こちらが本物、
使用した塗料はアクリル絵の具で、かなり薄めて「塗りむら」をわざと出して本物の色合いに似せて見ました。
大きさは10倍位です。
猿と熊の色の境界も、綺麗に分けるのでは無く、ちょっとはみ出した感じに塗ったり、あまり綺麗すぎない塗りにしました。
アップになると、かなり雑な感じに見えますが、このくらい雑な方が離れて見た時本物っぽく見えます。
なるべく機械的に見えない手作り感を出して見ました。
これを、木製の台座に取り付けました。
熊の自体があまり高く無いので台座で持ち上げました。
「たけのこの兄弟」と一緒に、
これで完成です。
これを美術館に搬入して展示しましたが、館内は撮影禁止なので、写真が有りません。
取り敢えず、美術館の方から、本物そっくりと言っていただきました。
製作時間も少なく結構大変でしたが何とかイベントに間に合いました。
やはりこの様な造形の仕事が面白いですね。
もっとこんな仕事があれば良いのですが、コロナが蔓延してからぱったりこの手の仕事が無くなりました。
やっと最近「建築模型」や、「看板」、「フィギュア」の原型製作がポツポツとくる様になりましたが、一時の仕事量に比べるとかなり少ないですね。
また10メートルを超える様なジオラマの仕事とか来ないかな〜と毎日思っています。
まだまだ景気は回復していないようですね。
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