自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

これは何でしょう? パート02

2024-09-25 07:14:40 | 模型

昨日からアップしている1/32スケールの飛行機ですが、非常に精密に出来ていて、手間もかなりかかります。

これは機体の下の部分のパーツ。

内部は塗装をしながら組み立てないと塗れなくなります。

この形状を見たら、大体何の機体か分かったと思います。

脚部は強度を出す為ダイキャスト製です。

この独特のエアーインテーク。

脚部もさすが1/32スケールです。

タイヤはゴム製です。

かなり細かい。

塗装してから組み立てて行きますが、いずれこの部分をマスキングしないといけないんですね。

足回りが細かい。

仮に機体上半分を乗せてみましたが、もうお分かりですね。

アメリカ空軍のF16CJです。

飛行機の製作過程で一番最初になる事の多いコックピット部分ですが、

シートの射出装置です。

可動します。

コックピットのシートが別部品で接着しない構造です。

と言うのも、このシート稼働します。と言うか緊急脱出の際の射出機能を再現されています。

着脱出来ます。

シートベルトも別パーツです。

金具部分はステンレスエッチングパーツです。

後にキャノピー(風防ガラス)も製作しますが、これも開閉選択では無く、面白い方法で開閉出来ます。

どんな構造かはまた後で紹介します。

コックピットにシートを組み込みました。

機体上半分を外した状態です。

コックピットをねじ止めします。

フロント部分には付属の金属製の錘を入れてます。

入れないと機首が持ち上がってしまいます。

機体上部を被せると、F16 の形が見えてきました。

キットにはパイロットのフィギュアも付属しています。

これも仕上げて乗せられます。

仮組してゆくと、かなり大きいのが分かりますが、F14などに比べればかなり小さい機体なんですね。

でも、大きくて迫力が有ります。

機体の側面に細長い穴が有りますが、ここはバルカン砲が収納される部分で、バルカン砲を組み込んで、完成した後もカバーを外して中を見ることが出来ます。

この辺からマスキングとエアーブラシの連続になります。

それに、ミサイル等、かなりの量が有るので、その組み立てとデカール張りがすごい量です。

ただ、出来上がった時は、すごい迫力になります。

どんな仕上がりになるか?

続く!

 


これは何でしょう?

2024-09-24 09:16:11 | 模型

ここんとこ、ガレージキットや、ソフビフィギュアばかりだったので、久々にプラモデルの製作です。

キットは、国産製で、スケールは1/32です。

パーツは、

こんな感じでどっさり入っています。

このパーツを見ただけで何のキットか分かったら凄いです。

このキット、かなり精密に出来ています。

製作には、先ずエンジンを組み立てるのですが、エンジンが着脱出来ます。

しかも、取り出したエンジンを、専用のドーリーに乗せて飾ることも出来ます。

これでエンジン部分が完成です。

この形状を見ただけで何か分かったら、相当なマニアですね。

日本でもこの飛行機は有ります。

このエンジンパーツは飛行機を組み立てた後も着脱できるように設計されています。

さて、この飛行機は何でしょう?

続く!

 


作品展用作品製作 パート04

2024-09-23 08:54:40 | 模型

来る10月5日、6日は、第13次ヨナゴ映画事変が開催されます。

場所は、米子市公会堂ですが、私のプラモ講座の生徒さんの作品がこの公会堂の「ホワイエ」で展示されます。

「ホワイエ」は、公会堂の正面玄関から入ったすぐの広場です。

劇場内に入るのは2000円のパスを買わなければなりませんが、この「ホワイエ」は無料で入れます。

私のプラモ講座の生徒さんの作品以外にも、折り紙のワークショップ、シャドーボックスの展示、などもある予定です。

そこに展示する作品を今製作中ですが、なんとも間に合うかどうか微妙になってきました。

これですが、ゲーム「大神」の主人公「アマテラス」です。

大きさが、鼻先から尻尾の先まで60センチ、地面から鼻先まで45センチ、幅が20センチ有ります。

前回のスタイロフォームの地肌に「ウッディー粘土」を塗り付け、ヘラで毛並みを彫刻しました。

この「ウッディー粘土」は値段が安く強度があるのですが、かなり粘りが無く、まるで泥の様な粘土です。

ヘラで抑えると反発が全く有りません。

本当に泥を塗りつけているみたいです。

なので彫刻が非常に難しい。

しかも、ダマになるし、塗りつける前によく練って柔らかくして塗りつけます。

毛並みをヘラで撫でて作りますが、意外なほど乾燥が早く手早くしないと硬くなってきます。

エアコンの効いた部屋で乾燥している上に扇風機まで使っているからでしょう。

今現在こんな状態です。

だんだん「狼」っぽくなってきています。

「大神」になる様に調整して行きます。

全体毛のディティールを加えて、白に塗装し、くまどりを入れて、できればベースの岩場も作りたい。

剣もまだ彫刻が無いし、後2週間で完成するのか?

なんとも言えません。

11月15日からの「米子工芸会」の展示には間に合うと思いますが、もしかしたら、「米子映画事変」には間に合わないかもしれません。

その時は悪しからずということで。

今現在全力で製作しています。


T800を改造する パート02

2024-09-22 08:38:56 | 模型

昨日からアップしている「T800」ですが、簡単なジオラマベースを作ります。

昔、「オーロラ」と言う海外のプラモメーカーが、モンスターのプラモを発売してましたが、必ず背景と地面を付属させていました。

やはりフィギュア単体で飾るのではなく、簡単でもジオラマベースがあると見栄えが全然違うので、あまり手間をかけない、簡単に作れるベースを作ります。

先ず、ホームセンターから、木製ベースを買ってきます。

20センチ角程度の飾り縁加工の施された物ですが、縁はオイルステインで着色して、クリアラッカーのスプレーを吹いておきます。

次に、20ミリ程度のスタイロフォームを発泡スチロール用の接着剤で貼り付けます。

この木製ベースの縁部分にマスキングしてから、スタイロフォームに木工パテを満遍なく塗ります。

次に背景のコンクリートパネルっぽい物を作ります。

スタイロフォームの20ミリくらいにスライスした物を適当にちぎって欠けた感じにします。

それに鉄筋に見える様にアルミ線を差し込みます。

スタイロフォーム面には木工パテを塗ります。

そうして出来たものにフィギュアを立たせると、

こんなイメージです。

これにコンクリートっぽい色合いのグレーを塗りますが、水性の塗料を使用します。

タミヤのアクリルが最適と思います。

グレーに塗ると一気にコンクリートっぽくなります。

鉄筋に見える様にアルミ線も錆色に塗装します。

鉄筋に錆色がつくと一気にコンクリートっぽくなります。

鉄筋から錆色が流れ出している感じに塗装すれば、さらにいい感じになります。

足元のベースには「とのこ」を擦り付けて、砂埃の様な汚れを付けます。

これで完成です。

これにフィギュアを立たせると、

これで完成です。

フィギュア単体で飾るより断然かっこいいですね。

このベースはフィギュアを固定していないので、他のフィギュアを立たせることも出来ます。

簡単な物なので一つ作って置けば色々使えると思います。

今回市販の「ミニガン」を見つけて持たせましたが、これが非常に良く出来ていました。

これですが、

機関部に貼り付けてある文字プレートも付属のシールです。

弾帯も、専用のチャンネルが再現されていて、裸の帯弾では無いんですね。

本当に良く出来ています。

私はこの実物大のエアーガンを持っているので、このキットの出来が良いのがよくわかります。実銃は最大一秒間に100発の弾丸を発射できる様ですが、エアーガンは12Vのバッテリーを繋ぐと一秒間に50発、BB弾を発射できる様です。

今のエアーガンってすごいですね。

またそのうちレポートをアップします。

T800を製作しましたが、同じ「ツクダホビー」が発売していた「T1000」も改造しました。これも、顔が「寝ぼけた加藤茶」みたいな感じだったので、顔をちょっとだけいじりました。

こんな感じですが、ホライズンの発売していたソフビフィギュアには到底かないません。

やはりイマイチな感じですね。

全身はこんなですが、腕のかぎ爪みたいな物はキットのままではエッジが甘すぎたので、プラ板で作り直してあります。

やはり実際にいるハリウッド俳優を作るのは難しいですね。

今回の作品展にこれも展示するかもしれません。

お時間のある方は、10月5日、6日の米子市公会堂にお越しください。

作品展の見学は無料です。

イベントの参加は2000円のパスが必要です。

楽しい2日間なので、ぜひお越しください。

お待ちしております。

 


T800を改造する パート01

2024-09-21 12:24:46 | 模型

昨日まで、韮沢靖氏のモンスターを製作した記事をアップしましたが、今日はハリウッドのモンスター?です。

これですが、

これは「ツクダホビー」から大昔に発売されていた「ターミネーターT800 」のソフビフィギュアです。

発売当時、それほど悪く無いと思っていましたが、じっくり見ているとなんだか似てないな〜と、思う様になったので、思い切って顔を改造しました。

エポキシパテを薄く塗って、ヘラで整形しただけですが、こんな顔になりました。

キットをベースに改造しているので、どうしてもキットの造形が抜けきれません。

今ひとつ似てないですね。

銀色の部分はキットのままですが、生身部分は全て整形し直しました。

腕の形は、本来、親指を立てている物でしたが、ミニガンを持たせるために角度を変えました。

このフィギュアに合わせてミニガン(M134)もプラ棒やアクリル棒を切り貼りして作りかけてもう何年も経ちました。

いい加減完成させようと思い立って、こんな物を買い集めました。

今はこんなフィギュア用のコスチュームや武器が簡単に入手できるので助かりますね。

左の物はM134ミニガンのパーツです。

フィギュア素体はホットトイズの素体だったと思います。

関節の可動も優れているし、交換用ハンドも数種類付いています。

ジャケット、パンツはどこのメーカーだったか覚えていませんがよく出来ています。

ツクダのソフビキットのボディを仕上げても、関節は動かないし、何より色を塗ったりパテで整形したりが面倒。

そこで、顔だけ整形してボディーは市販品を使いました。

これを組み立てると、

後ろ頭にハゲが有るんですね。

下手にボディを作るより市販品で完成させようと言う手抜き作業も有りかと思います。

手に持っているミニガンもゼロから作ると大変手間が掛かりますが、組み立てキットがあるのがありがたいですね。

それに弾帯や、弾薬箱も付属しているし、文句なしです。

フィギュアの素体と、キットの頭部を接続するパーツをエポキシパテで作ってあります。

頭だけ作って一気に完成ですが、これだけだとやっぱり面白く無い。

どうせなら背景やベースもあればと考えました。

以前、ケインのキットを立たせるため背景を作りましたが、同じ様な物を作りたいと思います。

この続きはまた次回に。

続く!