自称米子のプロモデラー

模型、フィギュア、ジオラマを製作するブログ

第13次米子映画事変 作品展示

2024-09-20 07:17:50 | 模型

来る10月5日、6日は第13次米子映画事変が開催されます。

会場は、米子市公会堂です。

岡本喜八監督の「ああ爆弾」の上映。

アニメ「わんぱく王子の大蛇退治」。

漫談。

ヨナゴゲイムショウ。

吉川広家と米子城等、トークショーなどが企画されています。

そして1番の人気企画「3分映画宴」もあります。

この企画は、一般の方が製作した3分以内の動画作品を上映してゲストの審査員に評価していただくと言う企画です。

一度見たら毎年見たくなります。

その会場の片隅に、私が講師しているプラモ講座の生徒さんの作品展も予定されているのですが、今回は、「コムコムスクエア」の講座の生徒さんの作品も展示します。

まだ1人ですが、展示させていただきます。

「コムコムスクエア」は、私が講師しているもう一つのプラモ講座ですが、今回非常に上手にジオラマを完成させたSさんの作品を一緒に展示します。

メルカバをジオラマにした物です。

これですが、

ジオラマベースはもちろん、背景の廃墟、がれき等全て製作されました。

メルカバも陰影をつけ、立体感も十分。

フィギュアも「ジャーナリスト」の物を丁寧に仕上げ、しかも廃墟の裏に、

ドラグノフ狙撃ライフルを持ったテロリストも隠れています。

この隠れているテロリストを子供が教えているのに気が付かないと言うジオラマです。

このジオラマを製作された生徒さんは、一年半ほど前は、エアーブラシも使った事がない、フィギュアもまともに塗った事がなく、塗装自体まともにした事がないと言う方でしたが、私の講座に通われて、ここまで仕上げられる様になりました。

他にも色々自主的に製作されて、どんどん上手になられています。

他の生徒さんもおられるのですが、まだ完成品が無いのでまた別の機会に展示します。

この様に10月5日、6日は色々楽しめる企画が「米子市公会堂」で、開催されます。

イベントを見るのには2000円のパスが必要ですが、私たちの作品展は無料です。

公会堂に入場したところに展示してありますので、お気軽にお越しください。

そして企画を見たくなったらその場で入場パスを購入してください。

皆さんのお越しをお待ちしております。


韮沢靖氏の傑作を作る パート06

2024-09-19 07:25:44 | 模型

いよいよ「ファンキュア」の完成です。

ファンキュア本体は完成してますが、展示ベースを製作します。

なにぶん上半身が大きく、足が細めなので倒れやすく、安定しませんので、大きなベースを作り、それに取り付け倒れない様にします。

いきなり形になっています。

素材はスタイロフォームで、50ミリの厚みの物を30センチ角にカットした物です。

側面と上面に「袋ナット」とボルトを差し込みます。

表面には「ウッディー粘土」を薄く塗り、粘土ヘラでひび割れを描きます。

このデザインは、フューチャーモデルスのパッケージのデザインを真似しています。

このパッケージのイメージを作りました。

フィギュアを立たせるとこんな感じです。

これをグレーの水性スプレー缶で塗装して、

取り付け忘れていた尻尾も取り付けました。

ベースは、軽くライトグレーでドライブラシします。

この後、ボルトのサビ塗装します。

水性アクリルの「ハルレッド」をサビの出る部分に塗り込みます。

次にオレンジに黒を少々混ぜた色を、サビの流れた感じに書き込みます。

水の流れる方向に書き込みます。

こんなイメージになります。

これでベースが完成です。

フィギュアをこのベースに立たせますが、フィギュアの足の裏には真鍮の棒が差し込んで有ります。

ベースには、その真鍮棒が刺さる大きさの真鍮パイプが埋め込んで有り、そこに足裏の真鍮棒が刺さる様にしています。

これで多少の振動では倒れなくなりました。

これで「韮沢靖氏の傑作 ファンキュア」が完成しました。

完成した写真が無いのでこの写真が完成写真です。

見れば見るほどすごいデザインです。

今までに見たことのないデザインです。

カッコよく迫力が有ります。

もう、韮沢氏に作品が見られないのが残念でなりません。

本当にすごい才能の持ち主だったと思います。

ご冥福をお祈りします。

本当に素晴らしい作品を有難うございました。

 

 

 

 

 


韮沢靖氏の傑作を作る パート05

2024-09-18 07:02:39 | 模型

連日アップしている「ファンキュア」のソフビキットですが、本体の仕上げ塗装に入ります。

途中の写真を撮っていなかったので、いきなり完成です。

背面です。

甲羅部分はエアーブラシで焦茶色の影を吹き付け塗装した後、タミヤのアクリル塗料のライトグレーに少々艶消し白を混ぜた物を、ちょっと硬めの平筆でドライブラシします。

光の当たる部分を重点的に擦ります。

下地に吹き付けた焦茶色を塗りつぶす状態になりますが、全体の色合いを見ながら色合いを調整しながらドライブラシします。

革で作ったスカートも軽くドライブラシします。

顔も目とか細かい部分を塗り分けます。

筋肉部分はクリアをエアーブラシで吹き付けてあります。

甲羅部分にクリアがかかってしまったら、再度グレーをドライブラシして艶消しに戻します。

市販品の「ニーナ」と並べて見ました。

比較対象のフィギュアがあると、「ファンキュア」の巨大さが分かると思います。

実際、このソフビキットも大きいので、夏場変形しない様に補強して組み立てないと行けないのが面倒ですが、組み上がったら40センチほどになります。

やはり迫力があるし、かっこいいですね。

さすが、韮沢氏のデザインですね。

誰も真似できません。

本当に、この才能が失われたのが残念でなりません。

今は韮沢氏の意思を「竹谷隆之氏」が受け継いで、仮面ライダーや、映画のモンスターデザインをされている様ですが、竹谷氏も韮沢氏が亡くなった事を悲しんでおられました。

韮沢氏の作品は永遠にファンの心に残っていますね。

ご冥福をお祈りいたします。

これでフィギュア本体は出来上がりました。

下半身もしっかりと補強してあるので曲がったりしません。

かなり頑丈になっています。

しかしこれで完成では有りません。

この形状だと、非常に不安定ですぐ倒れるので、専用のベースを作ります。

韮沢氏のデザインに合うデザインでベースを作ります。

どんなデザインか?

それは次回に。

続く!

 

 

 

 


韮沢靖氏の傑作を作る パート04

2024-09-17 08:09:17 | 模型

今日もこちら山陰では35度を超える暑さになるようです。

本来なら「彼岸花」も咲き乱れる頃ですが、全く咲いていないようです。

今年は一体どうなるのでしょか?

これから毎年こんな暑さになるのでしょうか?

早く冬になって欲しいと思う今日この頃です。

今日も「韮沢氏」の「ファンキュア」の製作記事をアップします。

いよいよ全体の塗装に入りました。

筋肉部分は、下地に焦茶色をエアーブラシで吹き付け、その上からハイライト部分に赤を吹き付けました。

焦茶色が影になるように細吹きします。

甲羅のの様な部分は、

ライトグレーで下地を吹き付け塗装した後、焦茶色で影を吹き付けます。

エアーブラシで細吹きします。

ちょっと「進撃の巨人」ぽくなりました。

甲羅の部分の影が薄めだったので、もう少し濃くしました。

この甲羅部分はライトグレーに少々白を混ぜたグレーをドライブラシして影の濃さを調整します。

筋肉部分はクリア塗装して滑りを表現します。

これから少しずつイメージが変わってきます。

それに、このフィギュア単体で立たせるのもつまらないので、専用のベースをデザインして取り付けます。

まだまだ製作する物が有ります。

続く!

 

 

 

 

 

 


韮沢靖氏の傑作を作る パート03

2024-09-16 09:00:16 | 模型

今日は9月16日、敬老の日ですが、朝から30度超えています。

もう秋のはずなんですが、体にこたえます。

もうだいぶ夏バテになっています。

と言っても仕方がないので今日も「韮沢靖氏のファンキュア」の製作です。

昨日の記事で、追加パーツの製作と書きましたが、キットに入っていない「スカート」を作ることにしました。

韮沢氏の設定イラストにある「スカート」を牛革で製作します。

このイラストのスカートです。

まず本体に紙を当てて型紙を作ります。

この型紙を革に写してカットします。

この革をベースに、飾りのベルトを取り付けます。

ベルトも同じ革をカットして作ります。

革を丁寧にカットして、真鍮の金具を一つ一つ作りました。

いきなり完成品ですが、革の接着には発泡スチロール用の接着剤を使用しています。

リベットのようなものは真鍮製の針釘です。

刺して接着してから裏面でカットします。

これを、フィギュアに仮付けしてみると、

腰回りのスマートな感じが重厚な感じになったと思います。

上の写真の尻尾部分は柔らかい樹脂で出来ているので、付属のアルミ線を入れて組むと、グニャグニャ曲げる事が出来ます。

これで、本体のパーツが全部揃いましたので、仕上げの塗装をして行きます。

使用した塗料は、タミヤのアクリルです。

これは下地になる基本塗装です。

筋肉部分は下地に焦茶色を塗っておき、エアーブラシで赤をハイライト的な感じに細吹きします。

甲羅の様な部分は、同じくタミヤのアクリルのライトグレーを基本で吹き付け、焦茶色をエアーブラシで細吹きして、影の部分を描きこみます。

この塗装を丹念に切り返します。

続く!