青春１８切符で行く、夏の和歌山（世界遺産、高野山を歩く編）

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弘法大師・空海が今から約1200年前に開山し、
修禅の道場を開いた高野山は、


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平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として、
世界遺産に登録されました。


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一の橋から御廟まで約2kmの奥之院参道には
武田信玄など諸大名の墓石や、


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戦災、震災などの供養塔が、
樹齢何百年という杉の老木の基に並びます。


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高野山真言宗の総本山、金剛峯寺には、
５万坪近くの広大な境内に、


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弘法大師空海が創建した
真言密教の根本道場や、


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高野山の総本堂として、
年中行事の大半が勤修される金堂、


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一日５回、計１０８回、
鐘の音を響かせる、大塔の鐘など、
素晴らしい建物が立ち並びます。


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今回の旅では、３時間高野山に滞在したけど、
時間は全然足りませんでした。


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いつかまた、必ず訪れたいと
後ろ髪を引かれながら、ケーブルカーに乗ります。


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極楽橋では、無数の風鈴が清涼な音をたてて、
また来てねと言っているようでした。


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再び、南海高野線に乗り、
高野山から下山しました。


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橋本からは、再び１８切符の旅、
和歌山線で和歌山を目指します。


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ふと、車窓をみれば、遥か彼方に
夕陽に照らされた霊峰高野山が見えます。


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紀の川に沿って下って行く列車からは、


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きれいな夕陽が見えました。
終点和歌山はもうすぐです。


次回は、紀勢本線の旅が始まります。



ＯＶＥＲ



ここまでの記事はこちら

東京→奈良（ムーンライトながらと奈良線編）

奈良→高野山（桜井線、和歌山線、南海高野線編）


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