もの創り アドリブ工房日誌

工房アドリブでの作業と作品 
反省と発見
試行錯誤と整理整頓
満身創痍と創意工夫

セルマーとロートン

2011年07月08日 | 日記
ロートン愛好家のいやらしい指輪さんからコメントを頂きました。
ロートンのマウスピースは既に完成されているので、
絶対加工しないでと警告されました。

なぜ? そうまで言われても加工するか、
成長期なのか?歯の位置が変化して、
マウスピースの咥え方が変わったからです。
専門用語でアンブシャーが変わったのです。
吹き辛く成ったからです。

確かに、ロートンは希少価値が高いです。
加工に失敗すると二束三文です。

それはさておき、二つを並べ比較すると、
見てのとうりほぼ同じ形状です。
違いはマウスピースとリードの開きが、
セルマーは1ミリ、ロートンは1.5ミリでかなり広い。
セルマーは真鍮かニッケルにシルバーメッキ、
ロートンはステンレスと材質の違いがあります。
ステンレスの方が硬質な音になります。

加工方針としてはロートンのリードの開きを微妙に狭める事です。
要するにいい音が出ればいいのです。
しかし、これがなかなか難しい!