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認めたくない、憂うべき日本の現状(20)-疫病は地震と共にやって来る

アベノマスクが自宅に届く前にマスクの在庫処分が始まりそうだし、給付金が手元に届く前に馴染みのお店が潰れてしまいそうです。今回のコロナ騒動は「国に頼る」虚しさをまざまざと見せつけているようです。

さて、コロナウィルスと何かと比較されるスペイン風邪の発生時期と、その前後に起きた出来事を並べてみました。比較のために最近起きた事象も掲載しています。

 1895年 明治28年 マルコーニが無線電信機を発明
 1918年 大正 7年 空中電磁波の増加 (スペイン風邪流行)
 1920年 大正 9年 米国でラジオ放送開始
 1921年 大正10年 東京都の水道で塩素消毒開始
 1923年 大正12年 関東大震災

 2019年 11月 5G技術実用化へ (武漢でコロナウィル流行の兆し)
 2020年  4月 全国で塩素使用量の緩和・喫煙規制厳格化
 2020年  5月 11日、茨城沖で地震。緊急地震速報が鳴る(震度3)

お分かりのように、疫病の前に電磁波、大地震の前に塩素の環境投入(量増加)があるのです。そして発生までのスパンは違っても、両者がまるでセットのように起きているのです。

 参考:迷惑な緊急地震速報
    水道水を飲んでコロナに罹ろう

さて、日本の水道における塩素消毒に関して、日本水フォーラムの竹村公太郎事務局長は、「日本人の命の謎」なる表題で、ご自身のメールマガジンにおいてこう結論付けています。

 水道の塩素消毒が日本人の寿命を延ばした

その根拠として掲載されたのが以下のグラフです


画像1:人の平均寿命、乳児死亡率の推移(人の平均寿命:10.7.3付日本経済新聞「経済教室」乳児死亡率:厚生省「人口動態統計」)

確かにグラフだけ見ると見事に相関性があるように見えますが、統計分析上大きな誤りがあることを指摘しておきましょう。

 当時水道が整備された東京都と未整備の全国を比較すること自体がおかしい

と。百歩譲って全国水道の整備と塩素化が進んだからというなら、その建設データも併せて提示していただかないと何とも言えません。大都市近郊でも戦後まで井戸水だったところはいくらでもあります。ですから、これだけ顕著な変化が見られた原因は他にあると考えるのが普通です。

また、図中に赤枠で記したように、この期間は日本が日中戦争に始まり第二次世界大戦の終戦を迎えるまで戦争期にあった頃です。300万人が戦死したと言われる社会の混乱期の数字を安定期の数字と比較対象することもまた大きな問題です。

はっきり言ってこれは統計比較上よく起こしがちな「赤ポスト問題」をやらかしているのではないでしょうか?。赤ポスト問題とは

 赤ポストの多い町では癌患者が多い。ポスト数と癌発生数に相関性がある

というものです。では赤ポストを減らせば癌患者が減るのかと言えば、そんなことはありませんよね?これは単に、人口の多い町にはポスト設置数が多く、人が多い分だけ癌の発生数も多いという、当たり前の話を語っているだけのことなのです。

竹村氏には「塩素消毒は有効である(仮説)」という先入観が強いため、ちょうどその開始後に劇的に変化を見せるこのグラフがありがたかったに違いありません。しかし、相関性を論じる以前に、他のパラメータ(因子)を十分に調べる作業が決定的に欠けています。

もう少し言わせてもらえば、塩素消毒は大元の病因とされる水道に投入される訳ですから、その効果は急激に現れてしかるべきです。仮にグラフが東京都の成果が大きいとして、何10年にも渡り漸減・漸増するという変化ならば、それはむしろ

 塩素消毒には効果がない

と言ってるようなものなのです。もちろん、結論付けるためにはまだまだデータが乏しいので、今の段階では

 このグラフだけでは塩素消毒の効果は測定できない

とするのが正しいのでしょう。こんな話をわざわざ持ち出すのは、メディアが流しているコロナ感染の統計情報も似たようなもんだからです。「東京で感染者数が多い!?」、当たり前です。人口70万人の島根県と1300万人の東京都の数字を、感染者という絶対値で比較すること自体が、大いなる統計の騙しなのです。


追加画像1:政府は大切な命を守るため餅食自粛の緊急事態宣言を出すべきでは?


■電磁波と塩素
さて、統計解釈上の問題はあるものの、竹村氏は貴重な情報も併せて提供してくださってます。それは、東京都の水道消毒に使われた塩素が

 旧日本陸軍が開発した毒ガス用液体塩素

であったという点です。そして、当時の軍事機密であるはずの液体塩素を消毒剤として水道水に導入させた当時の東京市長「後藤新平」の先見性と見識、その政治的腕力を竹村氏は称賛するのです。

そのような評価になるのも、「塩素消毒が日本人の長寿化を可能にした」という強い思いからかもしれませんが、ここで本題に戻り、電磁波と塩素、そしてパンデミックと地震の関係に戻りたいと思います。

上述の年表比較で示した歴史事象の類似性は、実はどちらも「陽電化」の概念で説明できるのです。それは以下の図が参考になるでしょう。


画像2:ハロゲン系元素は周囲を陽電化する
    F(フッ素) Cl(塩素) Br(尿素) I(ヨウ素)

放射性物質ほど強烈ではありませんが、ハロゲン系元素はその特性として周囲を陽電化するのです。陽電化するということは生体そのものの免疫機能を低下させることであり、それが水中の細菌類の殺菌に使えるということでもあります。但し、無害または有用な細菌類も同じように死滅させられてしまいますが。

このようなハロゲン物質が水道を通して環境放出されれば、細菌類や人体に限らず環境そのものが陽電化されてしまうのです。環境が陽電化されると何が起こるのか

 電磁波による信号が通りやすくなるのです。

今回は、そのメカニズム詳細についての説明は省略しますが、パンデミックも大地震も電磁波に乗せた信号パターンによって創られるのです。ウィルスの変異とはパターン信号の変化を意味します。

地震が、存在が確認もされず物理学的な法則を無視したプレート理論では説明できない、また、おそらく全ての大地震と呼ばれるものが人工的なものだろう、と私は繰り返しお伝えしています。ですから1923年に発生した関東大震災も例に漏れずやはり人工的なものだったであろうと見ています。

その人工地震発生の手段として用いられたのが当時急速に発達した電磁波発信技術であり、その実効性を高めるために考え出されたのが、人体及び環境を陽電化する液体塩素だったのであろうと推測されるのです。

そうであればこそ、旧陸軍は液体塩素を東京都に提供し、大型人工地震という帝都再開発及び思想犯の大量検挙という実利も睨んだ壮大な実験に力を貸したのだと思います。そして、それをよく分かって導入したのが、ドイツのコッホ研究所で細菌のノウハウを研究した後藤新平の本当の姿だったのではないでしょうか?塩素を飲料水に導入する上で、彼の細菌学の知識が言い訳としてどうしても必要だったと思われるのです。


画像3:後藤新平

現在進行中のコロナ騒ぎは、実は繰り返されたストーリーだということです。但し、死者数がちっとも増えない上に、緊急地震速報は流したものの肝心の地震が不発だったりとか、今回はかなり苦戦しているようですが。この方法は空気が乾燥して電磁波が通り易い2-4月までに決定打を撃ちたかったはずなので、これからはますますシナリオ的に苦しいことになるでしょう。かくなる上は天候をこれから秋冬モードに切り替えるしかありません。すると、「天気の子」に描かれた8月の降雪がより現実的となってくるのです。


画像4:8月に雪が舞う渋谷。映画「天気の子」より


画像5:都心唯一のコロナ安全地帯もこの有様

 参考:毎日煙草でコロナ知らず
    ウィルスは本当に病原体なのか?
    コロナ祭、地震の次は天気で決まり


 * * *


中学生の頃、SF小説の元祖でもあるジュール・ヴェルヌ(1828-1905)の「海底二万里」を読んだ時に、100年以上も昔によくこんな未来技術を想像できたもんだと、大いに感銘を受けたものです。しかし、今は少し評価が異なります。

 なんだ、この時にはもうそんな技術があったんだ

と。そう考えると、伊能忠敬がどうしてあれだけ正確な日本地図を作れたのか、日本が明治期にどうしてあれだけのスピードで近代化できたのか、全て合点がいくのです。


キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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