女川原発再稼動と米軍機火災
昨晩7時頃、宮城県の女川原発が再稼働を始めましたね。
引用元:産経新聞 https://www.sankei.com/article/20241029-WTBHE5XRHNM73M4XSYMAHMCS44/
85万キロワット1基を再稼動させたところで、東京ネズミーランドの需要を満たす程度ですから、東北全体の電力需要に対してどれほど経済的効果が見込まれるのか甚だ疑問です。
だいたい、安全性対策コストに既に7,100億円も計上しており、毎月30億円の償却でも20年はかかる計算になります。こんな状況でどうして電気料金が安くなると言えるのでしょうか?
温室効果ガス削減を唱えたところで、未だ廃棄方法の確定していない核廃棄物が大気中に暴露されたら、多くの健康被害を生み出すでしょうし、そのような事故に対するコストは何兆円になるのか見当も付きません。
温室効果ガス(CO2)が増えたと言っても、地上の大気全体でみれば1%未満ですし、核廃棄物とは違いCO2が多少増えたところで生物は死に絶えたりしません。むしろ植物の成長を促すとの見解もあるのです。
要するに、コストや安全性において原子力発電には何のメリットもないのですが、何故なのか
クリーンエネルギー
だというイメージというか、もはやイリュージョン(幻想)を私たちに与えようと、政府や電力会社、そして御用マスコミは必死のようです。
女川原発の送電可能範囲
本ブログでは以前から
大電力の長距離送電は物理的に不可能
という絶対的事実を、数式を交えて論理的に説明してきましたが、送電範囲はせいぜい20km圏内までというその論理を女川原発に適用すると、実は近くの大都市である仙台市にすら送電出来ないという事実が判明するのです。
関連記事:大電力送電の大嘘
つまり「電気料金は安くなる」というフレーズはお金に弱い多くの人々を吊り上げるための餌のようなものでしかなく、仙台市民が現在使用している電気は全く別の発電機から供給されている、そして、女川原発の再稼動目的が民間需要の為でないということがはっきりしてくるのです。
すると、一般市中電気の発電方式がどうなっているのかが重要なポイントとなり、これが全く公表されていない状況下で「化石燃料の高騰」を理由に電気料金の値上げなどを切り出されても、そんな話には何の根拠もないのです。
これについては、次のメルマガで更に詳しく説明しましょう。
さて、女川原発が再稼働されたその日の朝、青森県の三沢空港で次の様な米軍機の発火事故が発生しました。
引用元:Web東奥 https://www.toonippo.co.jp/articles/-/1889598
三沢基地の米軍機と言えば、今年8月に神奈川県の海老名市に謎の不時着をした同基地所属の米軍ヘリコプターが思い出されます。
(真)ブログ「米軍ヘリと緊急事態」から
私の見立てでは、この米軍機の発火事故は、同日の女川原発再稼動に合わせたデモンストレーションであると見られるのですが、彼らの意図が何であるかは、私よりもむしろ日本国政府や電力各社(電気事業連合会)が真摯に捉えるべき問題でしょう。
メルマガ読者には既にお伝えしていますが、東北は今、原発絡みでたいへんなことになっており、いつそれが「火を噴く」のか、もはや秒読み段階なのです。
VERUMTAMEN NON EST AVERSUS DOMINUS AB IRA FURORIS SUI MAGNI QUO IRATUS EST FUROR EIUS CONTRA IUDAM PROPTER INRITATIONES QUIBUS PROVOCAVERAT EUM MANASSES
しかし、マナセの引き起こした主のすべての憤りのために、主はユダに向かって燃え上がった激しい怒りの炎を収めようとなさらなかった。
(列王記下 第23章26節)
キリストの御国にて記す
管理人 日月土
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