生き残り

午後。突然プリントにキズが入りはじめる。出て来るペーパー全てにキズが付いてるって事は、振り分け部以前のプロセスでキズが入っているって事か。あれやこれや調べてみると、下のマガジンから出て来るペーパーだけにキズが発生するようだ。

となると場所はだいたい限定される訳で、怪しいと思われる場所にブロア－で吹いたりMC100で拭いたりするも、依然としてキズは止まらない。結局メンテさんのお世話に。

簡単に直るだろとたかをくくってふと作業を見たら、パネル外してカッター部を外してなんかエライ事になってた。結局根本的な原因は、カールしたペーパーエンドの紙がカッター部にジャムった事に起因するらしい。

帰り際メンテさんからいろいろ悲痛な声を聞く。業界では国内最大手の○○フイルムといえども、今や東北では福島と仙台以外の営業所は閉鎖され、県内では契約社員やパートアルバイトは勿論、わずか数名の社員を残して全ての人員が解雇だとか。沼館の営業所もすっかり無くなっちゃいましたし。

集配業務は旧○ャ○ティ○が引き受けてるので、店側としては全く支障は無いのは事実だけど、実際そういう声を直に聞いちゃうとね。なんだか辛いものがある。この斜陽化してゆく業界、何とか生き残りをかけて奮闘しているウチの会社の経営陣ってのは、結構凄いのかもしれない。