雑想

写真、カメラ、車、音楽、旅、ラーメンなど個人的な趣味のごった煮的な日記です。

田宮模型の仕事

2009-10-15 22:35:00 | 雑想
前から思ってましたけど、「人力EC」って、ハイテクなんだかローテクなんだか判らんね。

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本日店長会。今回も山形市内の会場をお借りして会議をいたしました。で、店長会後は、鶴岡の店長さん厳選「温泉の旅」。今回は以前お邪魔した事のある赤倉温泉「あべ旅館」さん。

実は山形で昼間、相棒のシーズン7を再放送してるんですね。そのスポンサーの一つに「あべ旅館」さんがありましてCMを流してるのであります。「久しぶりに行きたいなー」と思っていた所でして、鶴岡の店長さんGJです。

食事前にひとっ風呂浴びまして夕食です。前回も感じたのですが、温泉の質はもちろんお食事の質も高いですね。今思い返せば肉類は殆ど無かったように思いますが、海・山の幸をふんだんに使った素朴な味わい深い料理で満喫いたしました。

このあべ旅館さん、一つだけ不思議な事がありまして。宿泊者向けなのか、お宿のアチコチに本棚があるのですが、殆どSFなんですね。ハヤカワからコバルトまでいろいろ。で、その本棚の中に「田宮模型の仕事/田宮俊作」っていう文庫本が何故かありまして、食事が終わって缶ビールを呑みながら読んでました。

いやー、面白かったですね。田宮模型の成り立ちから、ボックスアートには欠かす事の出来ない「小松崎茂」さんとのエピソード。MMシリーズやWLシリーズの成り立ち、ホンダのF1キットで世界のホビーファンを魅了した話、そして模型の資料作成の為にポルシェをバラしたアノ有名な話などなど、正に田宮模型の仕事が語られております。

中でも、『大塚康生さん秘伝の「二コマ前のポーズ」』ってのにハッとさせられましたね。詳しくは読んでもらえると判るのですが・・・。これって、シャッターチャンスにも言える事じゃないんだろうか、と。本当にコンマ何秒か、の話でしょうけど、これで被写体が生きるか死ぬか分かれてしまう重要なポイントだと思う訳です。

さて。約3時間程で読み終えまして、気がつくとすっかり体が冷たくなってるではありませんか。再び風呂へ。この宿イチオシの岩風呂に浸かってボーッとしたあと部屋に戻って就寝。



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「田宮模型の仕事」の中に、初代ミニ四駆の写真(シボレーピックアップ)があって懐かしかったです。僕も作りましたよ。でもあの当時はミニ四駆がスピードを競うレーシングマシンになるとは思わなかったなー。


コメント
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