マカバの薔薇 

魂の願い 魂の行き先はどこなのか? makabanobara@yahoo.co.jp

マカバの薔薇 たったひとつの光

2008-01-28 23:37:54 | Weblog
 いまも毎日毎日、いろんなことを経験させていただき驚きと感動で過ごしています。ここ最近、あのことが急に毎日よみがえってくるのです。思い出すたび涙がこぼれます。

 チェルノブイリの原発事故以来かどうかわかりませんが、まわりには甲状腺を患っている方が多いです。その中には余命一年と宣告をうけましたが命を取り戻した方、また現状維持の方がおいでます。

 その中の一人に甲状腺異常によるホルモンバランスを崩した方がいました。しばらくぶりに会うと彼女の体重は倍以上になり、本人は「 躁鬱状態なのよ。たいへんよ。」と笑顔で言ってのけました。年に何回か電話をもらうとき、彼女は決まって躁状態だと言います。すでに自分で出かける気力もなく、自立することも出来ないでいました。

 いつだったかお茶をする約束をしたので電話したとき、一緒に暮らしていない親御さんが受話器に出ました。「 うちの子はもうダメです。廃人になってしまいました。」悲痛な叫び声でした。しかし、とても静かで冷静な話し方でした。この病気のことを何もしらなかった私は、ただ怖い怖いと恐怖でいっぱいになり受話器をおき、それからは彼女から遠ざかりました。

 あれから何年経ったか忘れるほど、彼女からの電話はこなくなりました。甲状腺のことは少し勉強しました。どうして怖かったんだろうと思い出すのです。どうして彼女から逃げたんだろうと。

 いま、愛子の部屋 などをしていて思うのですが、知識と経験は違う、恐怖は恐怖ではないんだ。互いを思いやる心の大切さを教えられました。憑依現象や精神病とエーテル体・感情体の関係などを知るにつれ、どうして助けられなかったんだろう。とか、なんで逃げたんだろうと、悲しくなるのです。

 愛子の部屋へようこそ。

 神に感謝!ありがとうございます!光あれ!

 
コメント
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