いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ルビナッチのジャケット

2009-01-01 06:59:32 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
さて新年第一弾は
ルビナッチのジャケットです。
年末に日本橋三越の
インポート&セレクトコーナーで
セール価格で購入しました。

ルビナッチは
1931年にジェンナーロ・ルビナッチ氏が
ナポリで創業した「ロンドンハウス」が起源です。
(もっとも正確には1840年の曾祖父の服地屋が起源)
ロンドンハウスはイタリア王室御用達の
由緒あるサルトリアです。

英国服を手本にナポリ服を作り上げる
正に久々のイングレーゼです。

現在は2代目のマリアーノ・ルビナッチ氏が
監修しています。



日本で展開されているのは所謂ライセンスですが
イタリアの名モデリスト、レオ・ロッジ氏が
何度も来日してファクトリーを直接指導し
今では
「イタリアと同水準、あるいはそれ以上」と
マリアーノ氏が絶賛する工程を経て
物づくりが行われています。

さて着心地ですが
イタリア服の例にもれず
立体的でとても軽い着心地です。



又、不思議ですが
このジャケットを着ると
着やせします。
プリンツィバリにも同様のことが言えますが
ここら辺の美しく見せるラインの取り方は
流石ですね。

生地の色合いは非常に複雑な色合いです。
ブルー系ですが色々な色が混ざっています。
コーディネートも
レンガ色のパンツやホワイト系のパンツ
あるいはネイビー等着回しが
とてもしやすいジャケットです。

袖はアンフィニッシュになっていて
今回、クラシックな感じにしたいと思い
2つボタンの本切羽にしました。




ルビナッチは正直自分の範疇になかったのですが
いつもお世話になっているS井さんと話しているうちに
試着することになり
試着してみたらとっても着心地が良かったので
購入してしまいました。

又、この珍しい色合いもポイントになりました。
この色合い、逆に言うと何にでも合わせやすいので
ガンガン着倒そうと思います。

ってそんな服が他にも沢山あるような・・・

イングレーゼなオッドベスト

2008-10-25 19:57:43 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
先日購入したオッドベストの
コーディネートです。

グレーのスーツにブルーのクレリック
タイはダークなブラウンです。

ボルサリーノを手に持つと
更に雰囲気が高まります。



一番下の捨てボタンの位置が絶妙です。

又、背中から見ると
dunsfordさんのご指摘のように
襟みつ部分が目立ちます。

やはり、ちょっと凝った作りですね。



その他のコーディネートですが
ネイビー系のジャケットや
スーツでも合いそうです。

またセミフォーマルっぽい
着こなしも可能ですね。

オッドベスト、ハマります。

ピータージョンストンのオッドベスト

2008-10-23 00:37:58 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
ピータージョンストンのオッドベストです。

正確にはピーター・ジョンストンと五大陸の
コラボレーションモデルです。

先日、伊勢丹で購入しました。

素材はシルクで
タグにはブリティッシュファブリックの表示が・・・



やはりイングレーゼ流にいくと
襟付きのウエストコートという呼び名が
ぴったりですね。

柄は今再びブームになっている
千鳥格子ことハウンズ・トゥースです。

背中は白なんですが
よく見るとペイズリーの折柄が入っています。
う~ん 渋い。



コーディネイトとしては
チャコールグレーやネイビーの
ジャケットやスーツに合わせると
エレガントです。

色々コーディネイトをトライしてみたいと
思います。

イングレーゼな装い2

2008-10-14 00:09:12 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
イングレーゼな装い第2弾です。
勝手に盛り上がってます。

オッドベストが出来上がったので
コーディネートを考えてみました。

ツイードジャケットに
タッタソールのオッドベスト
ブルーのシャツに
茶のウールタイ。
トラウザースはコーン色の
モールスキン。

う~ん まさにカントリーな
イングレーゼ。

靴はタバコスエードでね。



イングレーゼな装い

2008-10-13 08:07:31 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
先日、伊勢丹メンズ館に
ディスプレイされていたものです。
伊勢丹本館側のディスプレイは
興味を引くものが多いですね。

ディスプレイされていたのは
白のフランネルのスリーピースです。
伊勢丹オリジナルThe Style Gateの物です。



後ろの背景のイギリス社交界の
ダンスパーティを思わせる写真と
イメージが合いまさにイングレーゼ
感じですね。

こんなスーツを着こなせたら
かなりの上級者です。

ウェディングパーティとかソーシャルダンスパーティ?
う~ん、なかなか難しいですね。

いっそのこと
カジュアルとして着てみるのも
ありかもしれません。
お相手の方にも
それなりの配慮は必要ですが・・・

バタクハウスカットのオッドベスト

2008-10-12 08:05:28 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
バタクハウスカットのオッドベストです。
先日スリーピースを受け取った時に
一緒に出来上がりました。

背中のボルドーの生地が
最高にイングレーゼ!!です。
(ってイングレーゼ乱用!?)

パターンオーダーしただけあって
当たり前ですが
ベストフィッティングです。

ウェストコートはやはり
フィッティング命です。
ウェスト周りのフィッティングと
腕の付け根辺りのフィッテングが
ポイントですね。

もちろん、つき皺も
ないことが前提です。

採寸している時は、K保教祖様が
腕周りを見て
「ここが余ったら、面白くないんだよー」とか
「ツキ取りするぞ、ツキ取り」とか
M田さんに指示を出しながら
一生懸命採寸してくれました。

採寸した時より、更に1.5kg位体重が落ちていたので
ちょっと心配でしたがまったく問題なくピッタリの
フィッテイングです。

さて仕様ですが生地は
ボンドストリートの生地屋さんのウィリアムビルの物です。



これまた、イギリス流に打ち込みがしっかりされた生地です。
そして柄はもちろん、お約束のタッタソールです。



ボタンはスーツにも合うよう
メタルボタンではなく通常のボタンにしました。



そして背中は冒頭の写真にもるように
とーっても色っぽいボルドー!!です。
(って自分で言うな!)



これはいいですよー。

ジャケットやスーツのインナーに
これから大活躍してもらおうと思います。

ちなみに既製品の展開も丸の内店に入荷していました。
オーダーと比べると激安ですね。
既製品がOKな体型で
興味のある方にはお買い得だと思います。

バタクハウスカットのスリーピース

2008-10-10 22:36:53 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
バタクハウスカットのスリーピースです。
昨日出来上がり、受け取ってきました。

色は写真では分かり難いのですが
チャコールグレーです。

生地はもちろん教祖様の教えどおり
リアブラン&ダンスフォードです。



この生地とても仕立て栄えがします。

本当に打ち込みのしっかりした
英国製生地の特製を生かした
素晴らしいスーツに仕立て上がりました。

K保教祖様によると
生地がいいとドレープもきれいに出るとのこと。
今回のスーツ後ろから見ると
確かにビスポークのような体に沿った
ドレープがきれいに出ます。
正にシェイプドルックなイングレーゼ!!
装いです。



ウェストコートもさすがK保教祖様が
怖い顔(笑)をしながら採寸しただけあって
ピッタリのサイズです。



自分で言うのもなんですが
痩せましたねー。

ところで今回痩せたことによる
パターンの大幅な見直しをしました。
劇的に変わったのは
トラウザースのラインですね。
とてもスッキリ美しくなりました。



そして今更ですが
袖はいつもどおりに本切羽です。



さて一通りフィッテングしてみると
スーツがそれなりの重さにも係わらず
重さを感じません。
均等に肩に乗ってるんでしょうか。

そしてこの落ち着いた佇まいが
イギリスの仕立てのいいスーツと
言う感じで安心出来ます。

まだまだこのスーツを着るには
暖かいですが、あと2~3週間もすると
冬の到来を感じさせる気温になってきますよね。
多分・・・

コートも早く着たいですね。

ベルベストのダブルブレストスーツ

2008-10-04 00:11:02 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
ベルベストの黒のダブルブレストスーツです。
遂にいっちゃいました。
ベルベスト。
ある意味この秋冬最大のオオモノです。

このベルベスト実は別注物で
40ct&525いうシリーズです。



菊池武夫がセレクトしたバイイングアイテムを
大人の男女に向けて提案するブランドです。
最高級の素材を
あえてカジュアルなデザインに仕立てる贅沢さや
大人の着崩しの醍醐味を味わえるとのこと。
「最高の贅沢を日常に」というのがコンセプトです。

英国貴族やジェントルマンを連想させる
正にイングレーゼではありませんか!!

このスーツ通常のベルベストとは
ちょっと雰囲気が違いますね。
ラペルのデザインでしょうか
ややカジュアルな印象を受けます。



ボタンもベルベストのBの文字が
入った貝ボタンです。



素材はウール93%&カシミア7%です。
ツイルな織でとても柔らかい素材です。
ちょっとストレッチ感のある
ニットぽい素材ともいえます。



スーツでありながら
カジュアル感があります。
ジャケットだけ単品としても
コーディネート可能ですね。

このベルベスト既製品ですが
アンフィニッシュの袖の長さを決めるときは
わざわざベルベストのスミズーラ担当の方に
位置決めをしてもらいました。
トラウザースもしかりです。
T島さんありがとうございます。

袖は重ねボタンも考えましたが
ここはベルベストの標準に従い
本切羽の並びボタン
一番奥のボタンは眠りボタンにしました。
ボタンホールは手縫いです。




ベルベストの既製品を着れるようになった
自分がちょっと嬉しいですね。
このスーツ、ビジネスにはなかなか難しいので
パーティやイベント、気分転換の時に
着てみようと思います。

タイはクラバットではなくボウタイでね。

デキるオトナはイングレーゼ 第一弾

2008-09-21 08:09:03 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
デキるオトナはイングレーゼ、第一弾です。
気合を入れると後が続かないので
かるーくいきます。

冒頭の写真は
私の日常的な装いです。

スーツはバタクハウスカットのハウスモデル。
ウエストの絞込んみ、構築的な肩の作り
デティールのチェンジポケット等
所謂典型的なブリテッシュスタイルのスーツです。

しかしこれにイタリア系の小物を
合わせると、あら不思議!

硬い雰囲気ではなく
力の抜けたイタリアンな
まさにイングレーゼな装いに。

小物は
ボレッリのタイ
+フライのストライプシャツ
+ボルサリーノ
+マリアフランチェスコの傘です。

そしてこれにEGの
モダンな888ラストのサウスウォールドを
合わせると英国靴ではなくて
イタリア系の靴に見えてきます。
(202ラストではこうはいきませんが)



このコーディネート
スーツがフランコプリンツィバリの紺ストだと
これが一気にマフィアチックになっちゃいます。
傘をマシンガンに持ち替えた方が似合います。

何事も決めすぎはいけないと
いうことですね。

第一弾、まずはこんな感じで
いかがでしょう・・・

かるーく気軽にいきましょう。

コラボ企画 「デキるオトナはイングレーゼ」 発表!

2008-09-21 00:04:36 | コラボ デキるオトナはイングレーゼ
新企画発表です!

テーマは
「デキるオトナはイングレーゼ」です!

もともとは
ブログ仲間のhikoさんの「イタブリ」コメントを
きっかけに始まりました。

そして、テーマ名はquarantaさんに提案していただきました。

イングレーゼ(inglese)とは
イタリア語で「英国人、英国風の」
というのをイングレーゼというようです。

ここで企画内容を整理します。

テーマは
・ブリティッシュだけどイタリア的な
 アレンジがされているもの

・ブリティッシュ+イタリアのコーディネート

つまり
イタリアのエッセンスを加えた英国服の装い
又は
英国のエッセンスを加えたイタリアの装い
もOKです。

参加はブログを書いている男性なら
どなたでも参加可能です。

これをテーマに
ご自分のブログに好きな時に
アップしてください。

尚、以下のルールの適用をお願いします。

1)カテゴリ名を追加してください。
  カテゴリ名は「コラボ デキるオトナはイングレーゼ」

2)参加時はコメントで私まで
  お知らせ下さい。

ご賛同いたただける方の参加をお待ちしてます。