
定期的にお届けしている
鞄エイジングレポートです。
今日は飛び石的なお盆休み最終日です。
今日も猛暑ですね~。
外気は既に35度オーバー
こんな時は自宅でメンテ作業です。
さて冒頭の写真は万双のダレスバッグ。

一番使用頻度が高く、購入して既に2年半が過ぎました。
落合氏が言われるように、鞄は猫かわいがりしないで
ガンガン使います。
そうすることによって、自分色に染まっていくと思います。
基本は晴れ用ですが
期せずして天候の急変で
時々雨に打たれる事もあります。
雨にぬれると
表面が水ぶくれのようになりますが
帰宅して雨を拭き取り、自然乾燥させると
元に戻ります。
そんな時はたまにブライドルフルードを
塗ってやったりします。

勿論、優しく手で塗ります。

そして一番痛むのが
鞄の持ち手と、鞄を留めるストラップです。

ストラップは、鞄を持つ時に
爪が良く当たる為、結構傷がついています。
これも味ですね。
持ち手は一度
鞄本体と持ち手をつなぐ金具のピンが折れてしまい
万双で修理してもらいました。
預かりになるのかと思ったのですが
その場で20分位で直してくれました。
修理代は1,000~1,500円位だったと思います。
金具はまだまだエイジングが進んでいないですね~。

さて、その他の鞄はどうか、、、、
スウェイン・アドニーは、使用頻度も万双ほどではないので
あまりエイジングが進んでいません。

そして主に出張用に使っている
大渓製鞄のオーバーナイトケース。

これはいい感じにエイジングされています。
サンタクローチェのソフトレザーは傷がつきやすいですが
その傷も使っていくと消えたりもする
不思議な革です。
少しづつ飴色になっていっています。
そして同じ大渓でビスポークした
細マチダレス。
これはほとんど使用していないので
エイジングされていません。

もう少し使おうと思います。
そして、一番ハードな扱いを受けている
インディードの細マチダレス。
しかも雨用の為、雨の日しか使われません。

雨の日、傘で手が塞がれている為
何となく乱暴な扱いになってしまうことも多々。
鞄の角をぶつけたりすることもあります。
その結果

鞄のエッジはかなり悲惨な状態に。

ということで、今日はインディードの鞄のメンテナンスです。
じゃーん、用意したのは下の道具。

靴のメンテナンス用品の一部です。
そして今回使うのは、コバインキです。

コバインキを丁寧に塗り、そして仕上げに先ほどの
ブライダルフルードを塗って出来上がり。

鞄の表面は、コロニルのプレミアムプロテクトを
使っている関係もあり、光沢もまだまだ充分あります。
靴でも、鞄でも、革製品はメンテが重要です。
メンテも慣れると大変、というよりは
愉しんで出来るようになります。
特に革は自分色に育っていくので
愉しいですね。
鞄エイジングレポートです。
今日は飛び石的なお盆休み最終日です。
今日も猛暑ですね~。
外気は既に35度オーバー
こんな時は自宅でメンテ作業です。
さて冒頭の写真は万双のダレスバッグ。

一番使用頻度が高く、購入して既に2年半が過ぎました。
落合氏が言われるように、鞄は猫かわいがりしないで
ガンガン使います。
そうすることによって、自分色に染まっていくと思います。
基本は晴れ用ですが
期せずして天候の急変で
時々雨に打たれる事もあります。
雨にぬれると
表面が水ぶくれのようになりますが
帰宅して雨を拭き取り、自然乾燥させると
元に戻ります。
そんな時はたまにブライドルフルードを
塗ってやったりします。

勿論、優しく手で塗ります。

そして一番痛むのが
鞄の持ち手と、鞄を留めるストラップです。

ストラップは、鞄を持つ時に
爪が良く当たる為、結構傷がついています。
これも味ですね。
持ち手は一度
鞄本体と持ち手をつなぐ金具のピンが折れてしまい
万双で修理してもらいました。
預かりになるのかと思ったのですが
その場で20分位で直してくれました。
修理代は1,000~1,500円位だったと思います。
金具はまだまだエイジングが進んでいないですね~。

さて、その他の鞄はどうか、、、、
スウェイン・アドニーは、使用頻度も万双ほどではないので
あまりエイジングが進んでいません。

そして主に出張用に使っている
大渓製鞄のオーバーナイトケース。

これはいい感じにエイジングされています。
サンタクローチェのソフトレザーは傷がつきやすいですが
その傷も使っていくと消えたりもする
不思議な革です。
少しづつ飴色になっていっています。
そして同じ大渓でビスポークした
細マチダレス。
これはほとんど使用していないので
エイジングされていません。

もう少し使おうと思います。
そして、一番ハードな扱いを受けている
インディードの細マチダレス。
しかも雨用の為、雨の日しか使われません。

雨の日、傘で手が塞がれている為
何となく乱暴な扱いになってしまうことも多々。
鞄の角をぶつけたりすることもあります。
その結果

鞄のエッジはかなり悲惨な状態に。

ということで、今日はインディードの鞄のメンテナンスです。
じゃーん、用意したのは下の道具。

靴のメンテナンス用品の一部です。
そして今回使うのは、コバインキです。

コバインキを丁寧に塗り、そして仕上げに先ほどの
ブライダルフルードを塗って出来上がり。

鞄の表面は、コロニルのプレミアムプロテクトを
使っている関係もあり、光沢もまだまだ充分あります。
靴でも、鞄でも、革製品はメンテが重要です。
メンテも慣れると大変、というよりは
愉しんで出来るようになります。
特に革は自分色に育っていくので
愉しいですね。
魅力的な鞄を多数お持ちで羨ましいです。
私も月に1度はラナパーレザーバームで手入れをしています。
ラナパーは薄く塗れば拭き落としも不要なので便利なのですがあまり頻繁に塗ると革が柔らかくなりすぎるので注意が必要です。(特に小物は)
写真で見る限りでは、インディードのダレスが一番エージングが効いていい感じに見えますね。
格で言えば、万双やスウェイン・アドニーの方が圧倒的に上とは分かっていますが、鞄は使い込んでこそ本物になるという感じですね
ある本で読んだのですが、「鞄は、その持ち主の忠実な番犬のように持ち主に寄り添うべきもの」とありました。
苦楽を共にして持ち主のこれまでの人生の一部が染みこんだような鞄がいい鞄ということなんでしょうね。
エイジングについて
正に仰る通りだと思います。
雨に打たれ、ぶつかって傷が出来
そのひとつひとつが
自分と一緒に行動し
刻まれていったものです。
よく手入れされ
長く使われた鞄ほど
愛着がわきます。
革の鞄は新品より
使い込まれた物の方が
遥かに趣があります。
正に人生の伴侶ですね。
革の鞄が好きで、そろそろダレスバッグが欲しいなと思い色々探しているのですがなかなか「これは!」と言うものに出会えません。そんなときにらみい様のブログを拝見して、万双のダレスバッグをとっても惹かれる様になりました。
日に日に、万双のダレスバッグに対する思いが強くなっておりますが今だ踏み切れません。それは、ガンゾのダレスバッグです。形がとても好みです。しかし、値段が万双の倍します。それは広告やブランド料のせいなのでしょうか。高いものが良いものではないと思いますが、万双に比べれば、ガンゾの値段は、広告やブランドが入っても高すぎるものでしょうか。
唐突なお願いですが、私にご教示願えないでしょうか。
ありがとうございます!
GANZOのダレスバッグも非常に良いものだと思います。それに対し、万双の良いところは販売管理費を徹底的に抑え、直販することによって市販品のおおよそ半額で販売するというところに大きなアドバンスがあると思います。また、一流の職人が作っていますので、作りも非常に良く、海外のメゾンがあのアメ横に直接買い付けに来るくらいなので、品質は間違いありません。また、強度に関係ないところは、すいているので軽いのも特徴です。毎日使うのであれば重さは重要です。
結果としてはどちらをお選びいただいても、後悔することはないと思います。
こういったものは実用品の意味もありますが、この価格帯になると完全に趣味性が上回りますので、実物を確認し、自分が良いと思った方を買われるのが良いと思います。
もし、それがGANZOだとしても、ちゃんとメンテすれば一生使えることを考えれば、たとえ価格が倍だとしても、安い買い物だと思います。
ご参考になったでしょうか。もしご購入されたら、またお知らせください。
まさかこんなに早くお返事がいただけるとは思っておらず、聞いておきながらお礼が遅れてしまい申し訳ありません。
大変参考になるお話ありがとうございます。
本日、万双の店舗に足を運び実物を確認しに伺って来たのですが、受注されてから製作する様にされておられており、現品はないと言うことでしたが、たまたま在庫の為に作っていたものが検品段階に入っておりましたので、購入予約をして参りました。
色は、ブライドルレザーなら緑といっちょ前な拘りを持っておりましたので、3つマチダレスバッグダークグリーンにしました。現品は、来週になるそうですが、店長兼?デザイナーの方の対応も素晴らしく、私物のダレスを拝見しすぐに購入を決めました。
二つマチと迷いましたが、荷物をたくさんいれると型崩れを起こすと言うことで、車移動なので大きさはそれほど気にならないので、三つマチをチョイスしました。
また現物の感想も報告させていただきます。
お役に立てたようで良かったです。
ぜひダレスを育てていって下さい。
今日、万双のダレスバッグを購入してまいりましました。見た瞬間引き込まれそうな逸品です。
グリーンの革に蝋がかかり、グレーにも見える美しく荘厳な姿はまるで芸術作品のようです。らみい様のダレスバッグの様なオーラはまだまだこれからですが、現在26歳の私はあと30年以上は経年変化を楽しんでいけるのではないかと思い楽しみでいっぱいです。素敵な鞄に巡り会わせてくださりありがとうございます。
また、らみい様の他の記事も拝見しました。
丁度今、ジャケットも楽しんでおり、らみい様御用達のバタクハウスにも足を運んでみようかと思います。FOXの傘も素敵ですね。らみい様のブログは、まさに私の目指す英国紳士のバイブルです。これからもらみい様のブログを楽しみにしています。もしお時間がありましまら、今年の「エイジングレポート」もよろしくお願いいたします。
この度はありがとうございました。