以前より色々な場所でお会いする
Ken Aokiさん。
現在はニューヨークに在住し
神戸ブランメル倶楽部や朝日新聞などにも
服飾のコラムを持っていらっしゃいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5f/bd973b1bbcb4cac98826b130b800fad6.jpg)
年4回来日するKenさんは
日本に沢山の顧客がいて
オーダースーツを展開されています。
そのブランドはTom James。
日本ではスーツと言えばテーラーや
デパートに出向くのが一般的ですが
Tom Jamesは訪問して販売するスタイルを取っています。
欧米では同様のスタイルが結構あるようです。
ライフスタイルとして、土日祭日は
自分のホビーや家族サービスに時間を割きたいという方が多く
かなりニーズがあるとの事でした。
前回Kenさんにお会いした時に
アメリカ縫製のメーカーですがアメリカントラッドだけでなく
ブリティッシュトラッドも展開されているとのお話を伺い
今回来日時にオーダーしてみる事にしました。
先ず生地選びから。
私は初めてのテーラーでスーツをオーダーする場合
基本的にはもっともオーソドックスな
生地を選ぶようにしています。
その方が生地が目立たず
そのテーラーのモデリングや縫製のレベルが
分かりやすいからです。
今回選んだ生地は英国HOLLAND&SHERRYの
ネイヴィーのチョークストライプ。
目付は400g前後です。
バタクハウスカットなどが主に展開している生地に比べると
軽い部類の生地だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8e/ff02876ba75723e746b4df8217215627.jpg)
裏地はクラレットという
私が大好きなバーガンディ系の色で
玉虫色のように見る角度によって
色合いが変わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7f/d0cf3196be2f9c223afaaec542a3627a.jpg)
生地選びが終わると採寸です。
なにやら秘密兵器が出てきて
約30箇所を色々な方法で計測していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/92/a79091a9c56e1f70886b487c349ae344.jpg)
計測が終わると
スタイルを決めていきます。
今回、ネイヴィーのチョークストライプですので
シングルの3Pと決めていましたが
Tom Jamesのシステム、ディティールの選択肢が
とても豊富です。
ラペルのタイプだけでも10種類位あり
それをさらにカスタマイズする事も出来るとの事。
豊富に選べるのはいいのですが
正しい知識がないとブリティッシュトラッド+アメトラみたいに
チグハグなスーツになってしまいますので
モデリスト(今回はKenさん)のアドバイスに沿って
選んだ方がいいと思います。
Tom Jamesのシステム
この後は専用の型紙(パターン)を起こし
仮縫いへと進みます。
縫製はOxxford Clothes製のほぼ手縫いのものと
ボルチモアで行われるファクトリーメイドが選べます。
Oxxford Clothes製を選ぶと
他のビスポークテーラーと価格が変わらなかったので
今回はファクトリーメイドでオーダーしました。
ファクトリーメイドでも勿論重要な部分は手縫いになります。
さて、次回仮縫いは3ヶ月後
恐らく神戸のツイード ア ウォークの時に
合わせて仮縫いになると思います。
愉しみですね。
Ken Aokiさん。
現在はニューヨークに在住し
神戸ブランメル倶楽部や朝日新聞などにも
服飾のコラムを持っていらっしゃいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/5f/bd973b1bbcb4cac98826b130b800fad6.jpg)
年4回来日するKenさんは
日本に沢山の顧客がいて
オーダースーツを展開されています。
そのブランドはTom James。
日本ではスーツと言えばテーラーや
デパートに出向くのが一般的ですが
Tom Jamesは訪問して販売するスタイルを取っています。
欧米では同様のスタイルが結構あるようです。
ライフスタイルとして、土日祭日は
自分のホビーや家族サービスに時間を割きたいという方が多く
かなりニーズがあるとの事でした。
前回Kenさんにお会いした時に
アメリカ縫製のメーカーですがアメリカントラッドだけでなく
ブリティッシュトラッドも展開されているとのお話を伺い
今回来日時にオーダーしてみる事にしました。
先ず生地選びから。
私は初めてのテーラーでスーツをオーダーする場合
基本的にはもっともオーソドックスな
生地を選ぶようにしています。
その方が生地が目立たず
そのテーラーのモデリングや縫製のレベルが
分かりやすいからです。
今回選んだ生地は英国HOLLAND&SHERRYの
ネイヴィーのチョークストライプ。
目付は400g前後です。
バタクハウスカットなどが主に展開している生地に比べると
軽い部類の生地だと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/8e/ff02876ba75723e746b4df8217215627.jpg)
裏地はクラレットという
私が大好きなバーガンディ系の色で
玉虫色のように見る角度によって
色合いが変わります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/7f/d0cf3196be2f9c223afaaec542a3627a.jpg)
生地選びが終わると採寸です。
なにやら秘密兵器が出てきて
約30箇所を色々な方法で計測していきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/92/a79091a9c56e1f70886b487c349ae344.jpg)
計測が終わると
スタイルを決めていきます。
今回、ネイヴィーのチョークストライプですので
シングルの3Pと決めていましたが
Tom Jamesのシステム、ディティールの選択肢が
とても豊富です。
ラペルのタイプだけでも10種類位あり
それをさらにカスタマイズする事も出来るとの事。
豊富に選べるのはいいのですが
正しい知識がないとブリティッシュトラッド+アメトラみたいに
チグハグなスーツになってしまいますので
モデリスト(今回はKenさん)のアドバイスに沿って
選んだ方がいいと思います。
Tom Jamesのシステム
この後は専用の型紙(パターン)を起こし
仮縫いへと進みます。
縫製はOxxford Clothes製のほぼ手縫いのものと
ボルチモアで行われるファクトリーメイドが選べます。
Oxxford Clothes製を選ぶと
他のビスポークテーラーと価格が変わらなかったので
今回はファクトリーメイドでオーダーしました。
ファクトリーメイドでも勿論重要な部分は手縫いになります。
さて、次回仮縫いは3ヶ月後
恐らく神戸のツイード ア ウォークの時に
合わせて仮縫いになると思います。
愉しみですね。