アスリートクラブ(コモディイイダ)ブログ

秋は日体大長距離競技会からスタート

ツブヤキ23よりは長い日記

2013-10-13 20:27:14 | 会沢陽之介

11日の夜~12日の午前にかけて実家に帰りました。朝霞市から多摩センターはたいした距離ではありませんが、近い程、帰らないものでもあります。
しかし母ももう高齢者ですし、親孝行しなくてはですね。

11日の夜には気づきませんでしたが、朝起きると、私が以前使っていた部屋は、お客様用の寝室になっていたものの、
私の学生時代のものがまだ、置いてありました。
そんな中の想い出のグッズ。

これは、大学4年次にワールドチャレンジオランダ大会に日本代表選手として出場した時のユニフォーム。
長年、とくに陸上をしている方々には、このことを話すのが恥ずかしいというか、なんとなく隠していたのですが、
部屋に母親が飾ってくれていることをみて、何も恥ずかしがることじゃないな!と思えました。恥ずかしいなんて言っていたら、当時、一緒に選手団としていった皆さんにも申し訳ないことですし、選ばれなかったかたには尚更失礼な話ですものね。
なんだか、ようやく目が覚めた気持ちになりました。
過去にこだわるのはいいことではありませんが、確かにあった過去に誇りをもつことも大切なのかなと今思います。

そして、次の写真がこれです。

これは、当時の日本代表Tシャツです。
ワールドチャレンジでは当時、ジャージとユニフォームのみの支給でしたが、高校時代の先輩で、同じ東海大学の先輩でもあり三段跳びの日本を代表するジャンパー安西啓先輩に、お願いして、頂いたものです。
丈が長かったので、私に合せて短くして頂きました。

ジャパン!
うーん、いい響きです。

私は、大学入学時は5000で16分も切れないランナーで、当時は東海大学のEチームでした。しかし、入部させてもらい、4年次までに何度となく自己記録を更新することができました。
その時、人はいつ伸びるかわからないということを学びました。

そして今。
5年近くアキレスケンを患い、気持ちもきれかかった状態でしたが、治療をはじめて、はじめて治るといってくれた先生に出会うことができました。
なんでこんな自分事の日記を書いてるか・・・
それは、治った時のことを考えるだけで気持ちがどんどん明るくなってくるからです。

今日、女子選手が1名、仕事後に私のところへ来て、今まで口にしてきませんでしたがといいながら、大きな夢・目標を語ってくれました。
すごくうれしかったです。
ぜひ、達成させてあげたいなどというのは、己のうぬぼれた気持ちかもしれませんが、少しでも力になれたらと思います。
そして、自分も必ず治し、思いっきり走ってみせます。

長い日記に付き合って頂きありがとうございました。
それでは失礼致します。