家事手伝いと介護について

秋の足音が、徐々に大きくなってきた今日この頃

自分たち夫婦の親は、母、義父、義母と亡くなり、
とうとう８０歳半ばになる私の父親だけになってしまった。

この父は　社会人になっても、怖くて口も利けなかった父親
その父も、母が他界して１３年を向かえ、めっきり老いてしまった。
今でも　持ち前の頑固さは健在である。
しかし、先月あたりから入退院を繰り返し、突然、歩くこともおぼつかなくなってきている。
（持ち前の毒舌も無くなった。）
とうとう、我が家で生活をしている。
言わずと知れたことで、身の回りの世話から食事まで負担は妻にかかってくる。

そんな中、昨日は弟達と田んぼの草刈で汗を流し、
外に出ることを嫌がる父を田んぼの木陰に休ませ、気分転換を図った。
遠くに富士山、大山を望み、頭を垂れ下げた稲が刈入れを待っている。
その中を新幹線が行きかい、風も爽やかである。
何とも言えない田園風景である。


程よく草刈も終わり、汗を掻いた体を温泉と冷たいビールで癒す。
父も、この日ばかりは息子達に逆らわず温泉に！！（転倒防止は、息子達で万全）
そして、妻も少しは父から開放され、一石二鳥であった。
つくづく思うことは、介護の難しさ、精神的な負担の大きさである。
他人事のように思っていたことが、現実に自分達の生活に・・
大事なことは、本人にできることは自分でさせると言う厳しさを持つことだ思う。
やがては、自分自身も子供達の世話にならないようにしなくてはと思う。


今日、父を連れてそばの　お美味い「寿作」で信州そばを食し、栄養補給。

また、明日もがんばろう～