なかなか一つの雑誌で長く載せてもらうことがなかった僕ですが…。
いまお世話になっているコミック激ヤバ!さんに初めて載せてもらったのが2013/07/10ですので、ついに今月で満10年ということになります。
しみじみと、ありがたいなぁ…と実感しております。
そして何より、買い支えて頂いている皆様に、心から感謝いたします。
雑誌は必ずしも厳しい縛りがあるわけではないのですが、ほぼ近〇相〇モノのジャンルで提出させていただいております。
最初はものすごく抵抗感がありまして、担当さんにあれが嫌だこれが嫌だと、第三者からしたら取るに足らない内容のメールを送ってしまったりもしました。
それでもいま、むしろこうして嬉々としてそのジャンルで描くことができるのは、担当さんが語ってくれた解釈によるものです。
つまり、短いページでより濃いドラマを描くことができるという点では「タブーな人間関係」はむしろ有利なのではないかという解釈です。
いつも漠然と、何かを凝縮したい、集約させたいというという望みを持っていると自分では思っていたので、その解釈はすごく心に響きました。
もともと愚痴の多い人間だったので(このブログのタイトルにもありますが)それはいつも何事にも解釈が足りていないから出てしまうのだというのも判りました。
そういうことを含め、いまの担当さんになってから僕はずいぶん考え方が変わったと思います。
そして相当自由に描かせてももらっています。これにはもう、特に感謝しております。
僕は何度かの局面で何人もの編集さんに助けられていますが、ひとつ不思議な共通点があります。
それは、その人たちが皆そろいもそろって、僕と同じ干支なのです。
同い年、もしくは12歳ちがいという。
不思議な縁です。