赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

【香港デモ】中国崩壊と起死回生の分岐点 current topics(368)

2019-06-17 11:22:22 | 政治見解




current topics(368):
【香港デモ】中国崩壊と起死回生の分岐点


香港の全人口の4人に1人にあたる200万人が参加したデモの意味について、信頼すべき情報筋は以下のように伝えています。



デモの様子は世界中の主な国々で報道されました。

このため中国政府はこれ以上の強引な法改正に踏み切ることが出来なくなっています。
また、デモを暴動と見なす中国政府のやり方も世界中が知ることとなり、デモ参加者を逮捕することもままならぬ状況です。

今回のデモが中国政府に与える痛手は図り知れません。

中国政府に反発する国民を強制的に排除する従来の手法が使えなくなるということは、中国共産党にとって「国民を統治できない」ことを意味します。

中国政府は「国民の人権を尊重する政治」を知らないからです。


中国は経済問題でも未曾有の危機にあります。
また、一帯一路計画は実態が明らかになるにつれあちこちでほころびが出始めています。
そして今回の香港デモでは隠し続けてきた人権問題が浮き彫りになりました。


香港の行政長官は内心、職を辞するつもりでいます。
その意向を打診しているのですが、中国政府からの強い慰留要請があるためまだ結論を出してはいません。
しかし、内心は中国政府に対し反発しているのです。


中国政府、中国共産党の権威が音を立てて崩れ始めています。
中国政府は今まで強みだと考えていた政策が次々と最大の弱点に変わってきました。

中国は今こそ大きな方向転換を図ることが急務です。

国家的な危機が、新しい近代国家として生まれ変わる絶好のチャンスであることも確かなのです。



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