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ガラスのハートの中国人 :230331情報
先日のブログ『中国が信用できない本当の理由』の中で、冒頭に『厚黒学』の基本を紹介しました。
――中国人たちは、「腹黒い」ことや「面の皮が厚い」ことを悪いことと思っていないようですし、もちろん、そのような教育を受けて育っています。――
先般も、日本の固有の領土である尖閣諸島周辺に海警局の船を送り込んできて、「ここは中国の領土だから、日本は入ってくるな」と堂々と言い放ったのも『厚黒学』のなせる業なのかもしれません。
靖国神社への参拝や領土問題、歴史の話などなど、何かと日本に文句を言ってくる中国人。もういい加減にしてくれ!と言いたくなってしまいますが、台湾独立運動家の方に言わせると、これはもはや中国人の「習性」で、絶対に治ることはないそうです。
しかし、この方に言わせると、『厚黒学』を実践する中国人ほど、ガラスのハートの持主とのこと。たしかに、人間は、強気で振舞う人に限って小心者であることが多く、内面を隠すために攻撃的になるのは事実です。そんな見方から中国という国家や、中国人を見るのもありかと思い、台湾独立運動家のご意見を掲載してみます。
■ワレモノ注意!中国人のガラスのハート
中国は強い国ではありますが、その一方でものすごく傷つきやすく、壊れやすい国でもあります。私は、おそらく中国人は世界で一番傷つきやすい民族ではないかと思います。
例えば、日本人が自分の子どもたちに正しい歴史を教えようとすると、中国政府は必ず「中国人の感情を傷つけた」と抗議してきます。
それから、日本の首相が靖国神社に入ると、中国はまた「中国人の感情を傷つけた」と言ってくるわけです。
そして日本が、それまで個人所有だった尖閣諸島を買収して国有化すると、やはり中国は「中国人の感情を傷つけた」と言ってくるわけです。
実は、これは日本に限った話ではありません。例えばアメリカ人の誰かがチベットのダライ・ラマと会った場合、別に中国の悪口を言ったわけでもないのに「中国人の感情を傷つけた」と批判されます。
同じように、かつて台湾の李登輝さんが日本やアメリカに行くと、やはり中国の悪口を言ったわけでもないのに、「中国人の感情を傷つけた」と言われました。
■褒めてもダメ?繊細すぎる中国のハート
それだけではありません。これは彼らの疑心暗鬼と言ってもいいのですが、実は中国を褒めるだけでもダメなのです。例えば、2000年のノーベル文学賞はフランス在住の中国人、高行健(コウコウケン)氏が受賞しました。たとえフランス在住としても、中国人は中国人ですから、本来であれば、中国政府にとっては鼻が高いわけです。
例えば、日本人でも、アメリカ在住の日本人がノーベル賞を受賞したら、日本全国が一緒に喜ぶはずです。しかし、中国はそうではありません。なんと、中国はノーベル賞の委員会を非難して「中国人の感情を傷つけた」と言ったのです。
ノーベル賞という、名誉な賞をあげるということの一体どこが中国人の感情を傷つけたのでしょうか。
実は、この高行健氏はもともと中国共産党員だったのですけれども、1989年6月4日の天安門事件で、中国共産党に不満を持って離党した人物です。たったそれだけのことで、当時「13億人の中国人民の感情を傷つけた」と言ったわけですから、本当に中国人の感情はものすごく壊れやすく、傷がつきやすいのです。
■まるで赤ちゃん…中国人との付き合い方
そんな中国に対して、各国政府、特に日本政府の場合、中国政府にこう言われてしまうと、多くの場合、おとなしく謝罪をします。これは、いわゆる大人の対応というものです。靖国神社の参拝を批判されると、今度は参拝しなくなります。教科書問題でも「こんなことを教えてはいけない」となります。
もちろん、中国が言っていることは正しくないのですが、「中国人を傷つけるようなことはダメ」と言われると、日本の文科省は教科書検定で、必ず中国の意向に沿うようにするのです。
中国のこのようなやり方は、赤ちゃんとよく似ています。小さな赤ちゃんは、何か気に入らなければ、わめいたり泣いたりします。要するに、これが赤ちゃんの唯一の武器だから泣くのです。赤ちゃんが泣くと、みんな「よしよし」となだめます。日本政府も、アメリカ政府も、ひいては世界の企業も同じなのです。
中国人は、一方では「われわれは強い国だ」と宣伝しておきながら、その一方では「われわれは傷ついた。弱い国だ」と主張しています。赤ちゃんのように、何か気に入らなければ、みんなが自分の言う通りになるまで泣きわめき続ける、これが中国なのです。そして、まさに中国のアキレス腱はそういう部分なのです。
傷つきやすい部分だからこそ、今までの数十年間、世界に許してもらってきたのです。その結果、今の中国は全世界に害をもたらしています。ですから、日本の首相は靖国神社を毎年参拝して、自分の子どもに正しい歴史を教えて、そして尖閣諸島をきちんと守らなくてはいけません。
それで中国が傷ついて、国全体が崩壊してしまえば、それこそ私たちにとっては、喜ばしいことではないでしょうか。
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