
コラム(237):韓国外交の真相
韓国政府は国際機関を通じて北朝鮮に計800万ドル(約9億円)の人道支援を行うと発表しました。
韓国外交の特異性
韓国外交の本質は、ことごとくが見せかけのもので、その場その場で、場当たり的に相手に合わせた外交を展開するだけです。
日米韓首脳会談で韓国は、日本やアメリカに調子を合わせただけで、実際には北朝鮮に対する圧力を何も考えていません。
アメリカに強く言われてTHAADの配備や米韓軍事演習をしているだけです。つまり韓国は単にアメリカに逆らいたくないからだけなのです。
この姿勢は中国に対しても同様で、米中の力関係を常にうかがいながら対応を繰り返し、国家としての確固たる信念を持った外交をしているわけではありません。
小手先の外交で相手の攻撃をかわすことを以て、優れた外交手法であると思っているのです。
実はここに韓国の伝統的な国家観、外交観がにじみ出ているのです。
王の生命と領土の安堵のために貢女を献上した
朝鮮半島の歴代王朝は中華帝国の属国にならざるをえない歴史がありました。長い間、中国との朝貢冊封関係が続き、国家としての独立性は無く中国の元号を使用しなければなりませんでした。
朝貢の核心は貢女の献上です。これにより、王の生命と領土の安堵が保障されました。献上された貢女は数千人に上るという時代もあったようです。また、中国から貢女を選抜する使臣が訪れると、朝鮮は自ら選抜機関を設置して巡察使が各地を回り貢女に適した女性を探しました。つまり、国策として自主的に女性を差し出す風潮があったのです。こうした韓国独自の風潮は日韓での慰安婦問題にも少なからず影響を与えています。
依存症の国家観
朝鮮半島国家は大国に依存することで、自分の立場を守ろうとしています。
中国の軍事パレードに招かれれば、属国扱いではないと喜び、トランプ大統領と電話会談が出来れば国際社会に面目が立ったと喜ぶなど、大国に認められることを以て国家としての自尊心を満足させています。
また、北朝鮮問題について、韓国は決然とした自国の態度表明をせず、アメリカ次第と思っています。ミサイルや核の問題も、本当の当時者は韓国のはずですが、日米が協議して決着すればよいと考えています。
韓国は蚊帳の外
日米両政府はこうした韓国の正体をとうに見抜いています。したがって、肝心の打ち合わせや判断において韓国はいつも蚊帳の外に置かれたままになります。
アメリカや日本にとって韓国は最も信頼できない国であり、さらに北朝鮮の金正恩氏にとってもしばしば中国に媚を売る韓国を信用していません。
日本の対応
韓国の日本に対する強依存の体質は変わらず、すでに解決済みの慰安婦問題や徴用工問題を蒸し返して利益を得ようとしています。
しかし、そんな韓国の要求を安倍総理が退けるのは当然のことですし、小池東京都知事も舛添氏の韓国優遇の方針を覆しています。さらに国民世論は韓国の独善性と強欲さを許さなくなっているのです。
日本に依存しながら日本破壊を画策する一部の政治家やメディアの嘘を見抜き、韓国の現実を冷静に直視していくことが重要ではないかと思います。
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