赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

国会議員よ、君 国売りたもうことなかれ current topics(446)

2019-12-19 16:01:54 | 政治見解



current topics(446):
国会議員よ、君 国売りたもうことなかれ
 

日本国内でのIR・統合型リゾート施設への参入を目指していた中国企業の関係者が海外から現金を不正に持ち込んだとされる事件で、東京地検特捜部が自民党の秋元司衆議院議員の東京・江東区にある地元事務所と衆議院第一議員会館の事務所の捜索をしました。

当ブログでは、いまから4年前の2015-05-29の記事『カジノ法案は亡国への道』で、「カジノ議連は利権拡大のためのもの」という指摘をしていましたが、懸念が現実のものとなりました。

同記事では、議連(当時)の主要メンバーの一覧を掲載していましたので改めて見てみますと、与野党を問わず大勢の国会議員が参加しております。件の秋元司氏は副幹事長でした。

この問題について、政界の内情に詳しい友人は以下のような指摘をしています。


秋元議員事務所に検察の家宅捜査が入りました。
この事件は、先に成立したIR法が、その本性を表したことを意味しています。
はっきり言ってIR法は体のいい「利権正当化法」です。
今回の捜査理由は、実際の利権実態のほんの一部分にしか過ぎません。

自民党の多くの議員たちが熱心に法案の成立に力を入れていた理由は、
国際観光産業の振興などではなく、カジノの合法化による利権が欲しかっただけのことです。
また、野党もパチンコ利権と同様にカジノ利権に群がっていたわけです。

今回、秋元議員が中国のカジノ事業者から収賄したことが発覚しましたが、これは氷山の一角です。
彼以外にも米国、あるいは中国の事業者に魂を売った国会議員、首長は少なからず存在します。

国民が求めてもなく、賛成もしていない法案を、自分たちの欲得のために成立させた悪法です。
ましてや、カジノをする人のための施設を国の援助で建設するなど、国民にとって何のメリットもありません。



【追記】 昨日、上記の意見を寄せた友人から追加のコメントを頂きましたので紹介します。

IR法は利権の為の法律です 。
この法律は関係者の金銭的な欲望を象徴するものです。

誘致に関係する者はすべて金に卑しい人ばかりです。
特に中国人はお金至上主義者が多くいます。
また、カジノそのものを運営する者、カジノの客などことごとく拝金主義者です。
見事に金の亡者が勢揃いしているわけです。

これは想定以上に大きな問題になりそうです。


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COP25で化石賞を受賞した日本 current topics(445)

2019-12-19 15:58:34 | 政治見解



current topics(445):COP25で化石賞を受賞した日本
 

マドリードで開かれていた気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)は、地球温暖化への対策とその損害に対する費用分担をめぐり各国の隔たりが大きく、温室効果ガス削減目標の引き上げを促す文言は盛り込みましたが、削減量の国際取引の仕組みについては合意を見送りました。

この問題について、当ブログが信頼する情報筋は以下のような意見を寄せています。


COP 25ではまさに参加各国のエゴ丸出しの会議でした。

地球温暖化による気候変動が様々な自然災害を引き起こしていることがはっきりしているのに、
「それぞれの国の事情があるから」とか言って対策を講じようとしません。

日本は日本で、わざわざ石炭火力発電を復活させている始末です。

日本は韓国を馬鹿にしていますが、自分たちがいかに世界の田舎者なのかを知らなすぎです。

その背景には、石炭火力発電利権があったようです。
電力会社と政治家、石炭業者が絡んでいます。

事もあろうに、日本国内では地球温暖化を否定する理論をまことしやかに拡散する者までいます。
明らかに利権第一主義者の仕業です。

こんなことばかりを優先させているような日本は国家として危険領域に入ったと言っても過言ではありません。




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