赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

トランプ大統領に翻弄される中国の実態 current topics(526)

2020-08-03 12:44:46 | 政治見解


current topics(526):
トランプ大統領に翻弄される中国の実態


米国による中国排除が一層顕著になっています。中国総領事館の閉鎖、ファーウェイやZTEなど中国企業の完全排除、中国の投稿アプリ“ティックトック”のアメリカ国内での利用を禁止、オーストラリアを対中包囲網に組み込み、中国が主張する南シナ海や東シナ海の監視強化、さらに国内の親中派のあぶり出しなど中国に対する牽制を強めています。

現在進行中の米中関係と中国の国内事情について、当ブログが最も信頼する情報源にお話を伺いました



トランプ大統領は任期切れまでに一定レベルまで中国を疲弊させるつもりです。
実は民主党もその方がありがたいと思っています。
次期大統領になる人は楽だと思います。

以前にも申し上げたように中国は経済を始めさまざまな問題が重なりは破綻寸前です。
いつものパターンで日本に頼ろうとしています。
いよいよ切羽詰まり、軍を尖閣から引き上げ始め日本の機嫌を取ろうとしています。
決して台風が近づいているから退去しているわけじゃありません。

中国は面白いことに国内で問題が起きてもあまり金を使いません。
ダム氾濫も一向に対策をせずに放置しているようです。
金をいくら注ぎ込んでも効果が期待できないから金を使わないようです。

コロナも同様で感染者がいくら出ても放置して死んだ人を埋めるだけです。
大して金は使いません。

ダムでも、コロナでも、いくら人が死んでもいいと思っています。
政府は誰も困らないからです



中国政府は、経済情勢のさらなる悪化、コロナ対応、各種の疫病、水害の対策、ウイグルの人権問題などの悲惨な実情が世界に知られるようになり、情報統制を一層強めていますので、上記のお話には驚かされます。

また、日米メディアは、米国の中国に対する攻勢を「トランプ氏の大統領選対策」との見方を示していますが、それは中国の都合のいい解釈であったことも上記の説明で理解できると思います。

為政者が国民を大切に思わない中国は、歴代の中国国家と同じような運命をたどることは間違いないと思います。
これと同様に、日本の与野党の政治家が国民のことをどう思っているのかで、日本の国の未来も決まると思います。



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