海の中道海浜公園の動物の森には、その鳴き声から草原の犬といわれるプレーリードッグたちが暮らしている。
この時期になると、地面の下の巣穴で生まれた赤ちゃんが地上に顔を出す頃になる。
まだ一度も会うチャンスがなかったので、期待を込めてカメラバックを肩にした。
プレーリードッグは一夫多妻制なのだが、暖かくなって地上生活が長くなると
キスをしたりハグをしたりと、アツアツムードがファインダーを通してこちらにも伝わってくる。
フレッシュな食べ物が欲しいのか、石垣の隙間に生える野草を体を目いっぱい伸ばして食べている。
プレーリードッグ舎には、ネットがかけてある。
カラス対策なんだろうがカラスが近くに来る度に、キャンキャンと鳴いて前足を上げて警戒態勢をとる。
ここでもカラスは嫌われ者である。