プレーリードッグは生物学的に分類すると、ネズミと同じげっ歯類になる。
巣穴から姿をのぞかせた子供は、ネズミのような色をした毛に覆われていた。
明らかにネズミと違うのは、体に似合わないやや大きめのつぶらな瞳だ。
ファインダー越しに思わず可愛いね~とつぶやいてしまう。
ドタドタと足音を響かせてやってくれる子供たちは、子供のプレーリードッグを見つけては
ウァオ~ッ!! 可愛い~と声を張り上げる。
その度に親が警戒態勢をとる、しかし親は日常にみる光景なので慣れているせい穴に隠れることはない。