急行つやま

2008-08-04 11:29:47 | 旅行
さて、ここから、乗り鉄の自分にとって、フランスフルコースでいう、前菜的な列車に乗ります。
その名も急行「つやま」。

岡山と津山の間を、1時間弱で結んでいます。
同じ路線には、快速列車の「ことぶき」も走っていますが、時間帯をずらして、きちんとすみわけがされています。

といっても、つやまとことぶきでは、つやまのほうが停車駅は1駅少ないだけで、所要時間もほとんど変わりません。

しかも、ことぶきは、青春18きっぷで乗れますが、つやまは、急行券とは別に、乗車券が必要です。

18きっぷのルールは「普通車の自由席に限り乗車でき、例外を除き、優等列車に乗るには、特急券などのほかに、その区間の乗車券が必要」、というものだからです。

今回、この列車乗ろうと思ったきっかけは、日本を走る唯一の「昼行急行」だからです。

急行列車自体、現在日本には4本しかなくて、残りの3本はいずれも夜行。きたぐに(大阪~新潟)、能登(上野~金沢)、はまなす(札幌~青森)です。
一昔前にはもうちょっとあったのですが…

無くなる前、しかも、廃止が決定されるまでに乗るのが一番落ち着けるので、この時期にしました。

車両は、一般車と同じものですが、さすがは急行列車、ちゃんとデッキが付いています。

岡山が11時14分発なので、10分で切符を買わなければいけません。

朝、六甲道で買おうと思っていたのですが、時間がなかったので…
幸い、改札の中に窓口があったので、時間に余裕をもって行動出来ました。

「つやま」は2両編成、全車自由席ですが、一両目の進行方向左側に座りました。

計算したところ、乗車率は20%弱。座席数146に対し、30人ほどしか載っていませんでした。

これでは、快速一本化になるのも、時間の問題かもしれません。

出発後、しばらくは市街地を走りますが、やがて、緑が多くなってきました。

右手に大きな川が現れたので、席をそちらに移動します。
大きな川に沿って走る、といえば、伯備線の倉敷~備中高梁あたりや、磐越西線五泉あたり~喜多方あたりでも、そういう風景に出合ったことがあります。

そういう風景って、いいですよね~。
自然の雄大さを感じられるので。

列車は、のどかな田園風景を走って行きます。
途中、金川、福渡、弓削、と停車しましたが、乗車する人はゼロ。
だんだんと人が少なくなって行きました。

最後の途中停車駅、亀甲につきました。
この駅は、駅舎に亀の顔が付いているのが、オドロキな所。
言葉でうまく説明できないので、興味のある方は現地へどうぞ。

12時18分、津山につきました。



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