北上

2009-06-09 23:59:08 | 旅行
いや、本当に更新できませんでした、待ちわびていただいた方もいらっしゃると思います、本当に失礼しました。


そんなわけで、旅行記のプチ更新です。


旅行三日目、朝を盛岡のビジネスホテルで迎えました。


朝ごはんは、ロビーで無料のシンプルなやつがふるまわれるので、もちろん利用します。

おにぎり、ブロッコリーとウインナーのソテー、コーヒーが取り放題、飲み放題。

周りがスーツの男性ばっかで大きな顔はできませんでしたが、おいしく頂きました。やっぱりこの時期だと肩身が狭い。


そして9時頃にチェックアウトしました。清算は前日のインの時に終えているので、領収書をもらうだけです。


盛岡駅界隈で時間をつぶすことも考えましたが、少し不安なので駅の中に入りました。

それにしても在来線は本数が少なかったです。だだっ広い構内に2両編成の電車がコトコト…という感じで、さびしかったです。


今日は盛岡から北を目指します。花輪線、盛岡(正確には好摩)と大館を結びます。


この路線沿線は岩手山をはじめ、安比高原、松尾八幡平など雄大なスポットもあるのですが、どうも車がないとたどり着けないらしいので、またの機会にお預けします。本当は途中下車したかったのですが、降りてもたいした観光地が近くにないのと、本数が少ない(三時間に一本!)ので、一本の列車で大館を目指します。

実は盛岡駅の観光案内所でいろいろ尋ねたのですが、スタッフさんが「花輪線はどちらかというと、車窓を楽しむのがメインですね」とおっしゃってくれたので、それに従うことにしました。聞いていなかったらどうなっていたことか。


さて、電車は9時半過ぎの発車ですが、3両編成の車内は高校生で満員です。なにか違和感があったのですが、聞いていると高校総体か何かの開会式があるそうで、それでたまたま混んでいたとのこと。偶然って面白いですね。


それで途中の駅で高校生が一気に下りると、車内は全然人がいなくなりました。これは日常風景なんでしょうかね。


そうそう、車内の外に目を向けると、左側に岩手山が見えますよ。本当に一つだけぽつんとそびえたっていて、「岩手のシンボル」たる所以が分かります。いや、本当にきれいだ。


そして好摩で花輪線へ。このあたりは水田が多いです。岩手山と水田のコントラストもまたきれいです。これだけでも十分ブランドになる路線ですね、花輪線は。


そして松尾八幡平、安比高原付近で線路は峠を超えます。ディーゼルカーはエンジンをふかしてゆっくりと進みます。

この沿線、緑がきれいで、道も国道が一本走っているのと小さい道がいくつかあるだけなのですが、その中に東北自動車道があって、ひとつだけ異様に目立っています。なんでも東京付近と青森を結んでいるんだとか。長い。

そんなわけで列車は県境を進みます。山間にいよいよ入って来て、県境も近くなってきました。また秋田県に入ろうとしています。





次の更新がいつになるか分かりません。あしからずご了承ください。

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