山 + 湖 + 夕日 = …

2009-05-24 21:41:49 | 旅行
田沢湖駅で下車。時刻は4時40分くらい。



地図で見たら田沢湖は近かったので、歩いていけるかな~と思っていたら、さすがにそれは無理で、

バスが走っているらしく、時間を調べたら5時20分発のが、最後から二番目のバスらしい。

バスで12分らしいので、「これはいける」と思ってひたすらバスを待つ。


少し駅の中を散策してましたけどね。


人がいなさすぎてちょっとさびしかった。駅舎は立派なのに…このあたりは岩手と秋田の県境付近らしくて、それほど人もいないらしいです。




バスに乗って出発しました。緑が多いです。

そして、いよいよ湖畔のバス停に到着です。



降り立った瞬間、すごい風景が僕を待ってくれていました。



とてもひろい湖。



誰もいない湖畔。



その湖畔に永久運動を繰り返す波たち。



山ぎわに向かって沈もうとしている、太陽。



太陽が眩しすぎた。



一人で来るにはもったいなかった。



だから、思いっきり叫んだのです。

太陽に向かって。




不思議と涙は出なかった。

カタルシスにあったからなのでしょうか、

体の内側から満たされていく感じでした。



本当に誰もいない。

家族連れの人は一組だけ見ましたけど。


遊覧ボートは岸辺で波にもてあそばれていました。



本当に、水と緑と太陽と、僕と。


こんな時間を独り占めできたのです。



幸せです。



また来ようね。同じ時間を一緒に過ごしたいから。



でもやっぱり、


この空間さえも今しか体験できないと思うと


悲しくなるんだ。



また来るときは絶対にかわってるからね。


こんなひと時を過ごすことができて、

幸せです。

ありがとうございました。



夕日に向かって手を振ったよ。


また明日も見る太陽なんだけど、


やっぱりさびしいから。




そして、帰りのバスにのって駅を目指しました。


BGMに、BUMPの「真っ赤な空を見ただろうか」を流したかった、


いや、体の中には流れていたのです。


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