漆黒の北陸路を

2008-08-04 14:10:57 | 旅行
18時40分、定刻通り京都を出発です。
太陽は、ほとんど沈んだに等しいですが、西のほうは、まだうす明りがともったように、最後の輝きを放っています。比良山とか、京都と滋賀の境にある山付近は、まだ青いです。

一方、東に目をやると、、琵琶湖が見えますが、暗くてほとんどわからない状態。
琵琶湖の向こう側は、完全に黒で、列車の屋根を境に、全然風景が違っていました。なんか、幻想的です。

近江今津、敦賀と停車していくうちに、だんだんと客は減って行きました。車内を見て回ると、自由席の乗車率は70%くらいですが、指定席は10~20%ぐらい。グリーン車は、0でした。

中には、集団で実家に帰省すると思われる学生らしき人もいました。
武生、鯖江、福井…と停車してきますが、もっぱら下車する人だけで、人は減っていくばかり。時間が時間ですからね。

景色も、暗くてわかりません。
停車駅が近付くと、ネオンだとか、そういう明かりが目に入ってくるだけで。

加賀温泉駅に停車し、石川県に入りました。
それでも全く実感なし。

なんとかかんとか言っているうちに、小松、松任と停車して、21時7分、金沢着。隣のホームには、金沢発上野行きの寝台特急「北陸」が、客扱いをせずに待機していました。

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