神戸の三宮は変貌の途上。
阪急会館、だいぶ高くなった。
阪神大震災から四半世紀経過ということで、
今年は当時の写真や映像を目にする事が多い。
阪急会館も直後の全壊したところを空から撮った写真を見た。
こんな風に崩れていたのか。
あの年の地震から1週間が経った頃、
5時間かけて、やっとのことで大阪市内の職場へ着いた。
その帰り道、混乱が続く三宮駅前からバスに乗った。
乗り場さえ変更されていて、駅前ではなく、フラワー道路沿いのセンター街近くに移動していた。
なんとか乗り込んで、すし詰め状態で発車したバスはフラワー道路を北上。
JRの高架を潜ったところで信号待ちの停車。
目の前に煌々としたライトに照らされながら、ショベルカーで壊されている阪急会館が。
「あぁ!」
バスの乗客一同から驚愕のため息が漏れた。
全壊とはいえ、かなり危険な崩壊だったため、二次災害を防ぐべく、夜を徹しての完全撤去工事の真っ最中だったのだ。
思わず、涙が溢れた。
慣れ親しんだ街がこんな事になるなんて。
あの衝撃は鮮明に覚えている。
25年経って、ようやく阪急会館も再建されるのかぁ。
長い道のりだなぁ。
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