ラバウル温泉の事 T福祉会館様 No.8 カスタネットで参加

　コロナ感染者が急増しているので
本日は、小声で歌うか、カスタネットを叩いての参加・・
と担当者の方から説明がありました。
そのせいでしょうか、皆様もおとなしく静かな雰囲気でした。
１時間の演奏の後のアンコールは「りんごの歌」で終了しました


８月は終戦記念日でもあり、途中で戦争のお話もしました。
その中で、以前旅で訪れた「ラバウル温泉」をご紹介・・・
茶色の温泉が海に流れ込んで野趣あふれる温泉です。
海水と混じって適温になり気持ちも良くなります
旧日本軍の兵隊さん達も入ったものと思われます。

”さらばラバウル　また来るまでは・・・
　しばし別れの　涙がにじむ・・・”
ラバウル小唄も演奏しましたが皆さんも歌われました


戦跡も多くありますが
話に聞くと南方で戦死された方の多くは戦いより
「飢餓・病気」で亡くなった方の方が多いと聞きました。
”南方だから、バナナ等食べるものはたくさんあるだろう”
そんな安易な考えで送り出された兵士たち・・・
実は、食べられるバナナは少なくて有害な物が多いそうです。
日本は、そんな苦労をして生き残った先人たちのお蔭で
今日、平和な暮らしが出来ている訳です。
戦争を知る人たちが少なくなってきています。
その恐ろしさは、経験したものでないとわからないでしょう！
きな臭い世界になっていますが・平和を願うばかりです。