F(t)麒麟山Racing 女池支部の記録

社会人になって始めた自転車ロードレースの成長の軌跡と、シクロクロス全日本チャンピオンへの道のりを綴るブログ。

県ロード選手権 6位入賞

2007年10月28日 | 大会
今回の大会はトレ不足だったので、どこまで粘れるか想像がつかない中でスタートをきった。

1周目はハイペースながら大集団でダムサイトの坂を駆け上がり、その勢いであっという間に終了。往路は向かい風、復路は追い風、ところどころウェット区間あり、そんなところを確認。脚はまだ余裕あり。

2周目、坂でのアタックに備えて集団の前に位置取りながら登る。アダム氏と併走するタイミングがあったが彼は長~いダンスを披露。よく疲れないもだなと感心。気づくと外国人勢と数人がペースを上げて?いく。不穏。警戒するとすぐに、来た。ゴォーと村さんが一気に集団後ろからペースを上げて登っていく。ヤバイ!すぐにこちらもペースを上げて追走し平地区間でなんとか追いつく。周りを見ると10人居ない?超人はミゲさんとバモさんの姿を確認。オグも居る。この集団は平地でもペースが落ちずに一気に脚を消耗した。BR1勢によるの振るい落としは半端じゃない。

3周目、再度の振るい落としに備えて集団前方で坂を登る。途中までオグと登っていたが、ダム管理棟手前の急坂部で振るい落としが始まった。アダム氏、アンドリュー氏、村さんが一気にペースを上げていくが、脚が限界で追走できず。第二集団としてレースを展開することになる。第一集団は3人、しかしこちらは5人(バモさん、ミゲさん、ミノムシさん、オグ、Tざき)。ミゲさんが追い付けるとみんなの意思統一を図る。

4周目で懸念されていた事態発生。右フクラハギが攣り始めた。そして左も。残念ながら想定内。トレ不足なのだ。対処療法だが、今回はミネラル含有の岩塩を持参し早速投入する。先頭集団との差は広がるばかりで、第二集団の意思は、後続に追い付かれないことに修正され、それは確実に意思統一が図れた。これはとても良かった。このコースでは平地でもアップダウンがあるので休めない。どんどん消耗し、ついに右の大腿四頭筋が攣る。レース中に伸ばしようが無い箇所で致命的だ。何度も叩きながら回復を図るがすでに限界のようだ。アランさん夫妻の大きな声援をうけて気合を入れる。

5周目では大腿二頭筋を攣る。辛いレースとなった。しかしこの集団から遅れればこれまでの走りが無意味になるので、みなさんには申し訳なかたが、あまり引けずに先頭を変わってもらう。コーラ、パワーGELを補給しがんばる。バモさんから一緒にゴールに行こう、と言ってもらえ元気をもらう。

6周目になると坂でいつの間にかオグが居なくなる。一番元気そうだったのに不思議だ。ミゲさんがとても辛そう。ミノムシさんは淡々と登る。バモさんは、先行っちゃった… 一緒にゴールに行くって言ってくれたのに(笑 脚が限界につき追えずに、残った3人と行く。ミノムシさんが先頭をハイペースで引いてくれるようになる。バモさんを追走しているようだ。おれとしてはバモさんが逃げてるので先頭を引くことはしなかった。(脚も残っていなかったとも言います。)ミノムシさん、もの凄いペースで引き続ける。すごい脚だ。強いと感じた。復路で、ミゲさんと一言二言、もう脚がないらしい。みんな極限の状況で走っている。ミノムシさんから先頭を引くようにとのジェスチャーがあったので、T:「仲間が逃げているんでスンマセン」 ミ:「ジャージ違うじゃん!」 T:「でも仲間なんですスイマセン」 理解してもらったようで、途端にミノムシさんアタック開始、なんとか喰らいつく。速い。下りでついにバモさんに追い付いた。

再び4人となって最後の登り勝負となった。人数的に1人は入賞を逃すことになる。バモさんとミノムシさんが先行。おれはもはや脚がない。この時、栂池決勝をなぜかを思い出した。辛い状況だったから?状態を起こして脚に神経を集める。しかし、二人に追い付くことはできなかった。逆に後ろから迫られる。あれ?ミゲさんじゃない?なんとか逃げ切ってゴール。6位入賞だ!後ろはなんとアンディ氏だった!一人で追っかけて来たのか・・・ 凄いスタミナだ。

今日は配車の関係で棒燃さんの奥方と移動となった。道中、話し相手になってくれてありがとうございました。西湖でもがんばりましょうね。

今回の入賞は、レース展開的に運良かったところもあり、棒燃さんの「もうちょい頑張るぞ」の言葉あり、亀公の方からのしごきあり(笑、会場でも多くの声援、そして家族の応援あり、みなさんの力をいただいた結果だなと思います。ありがとうございました。
西湖まで、もうちょい頑張ろうと思います。