みなさんも御存知の通り、石原慎太郎氏が東京都知事を辞任して、バックれたというべきか、これに伴い、東京都知事選挙が戦われます。東京都知事選挙の告示日は11月29日で投票日は12月16日です。
石原慎太郎氏が東京都知事の職務を任期途中で放り出した事自体は無責任極まる所業です。同時に私は、石原慎太郎氏の都知事辞任は、東京都政のあり方を根本的に変革するチャンスだと見ています。石原慎太郎氏は、都知事をしてた時には、新銀行東京を破綻させ都民の財産に重大な損失を被らせる、都立清瀬病院統廃合問題など住民福祉を破壊するようなことばかりをしてきました。住民福祉ということだと住宅は住民の生活基盤の根幹に関わることにもかかわらず、都営住宅を新規としては、一戸も建設しませんでした(老朽化した建物の建て替え除く)。私の地元の日本共産党の区議会議員である、瀬端勇氏やその他、江戸川区議会議員団の議員のところには都営住宅にまつわる相談が絶えません。瀬端勇氏から話を聞くたびに都営住宅が絶対的に足りない現実を改めて私は考えさせられます。
石原慎太郎氏は、福祉を贅沢なものとし敵視してきました。教育問題でも石原慎太郎氏は、日の丸や君が代教職員に強要し、「No !」の声を上げる教職員に対しては処分という弾圧をしてきました。
石原慎太郎氏が東京都知事になってから都政は荒廃し、住民の生活が圧迫され続けてきました。ただでさえ、長引く経済不況で都民の生活情況が悪化しているもとで、これ以上、政治路線としての石原都政の継続及びこの亜流を許すわけにはいきません。日本国憲法と地方自治法の本旨に立ち返り住民の生活と福祉の増進に正面から取り組む東京都を私たちの手で再建するときです。このことに関しては、宇都宮けんじ都知事選予定候補・日弁連前会長は、憲法を基本にして希望の政策の8項目を掲げています。 「宇都宮けんじの希望の政策」の考え方を8項目にまとめたフライヤーは「人にやさしい東京をつくる会」のサイトにPDFで掲載されています。
PDFは→http://utsunomiyakenji.com/pdf/20121124leaflet_printer.pdf
宇都宮けんじ氏を押し出す母体の「人にやさしい東京をつくる会」の公式サイトは、→http://utsunomiyakenji.com/index.html