昨年の秋から首都圏反原発連合は、毎週金曜日の首相官邸前行動に加えて経団連会館前行動を始めました。経団連会館前の行動は、ひと月に1回から2回程度行われています。
ミサオ・レッドウルフさんが、経団連会館前行動を始めた理由と意義をお話しています。私も参加した1月22日の経団連会館前行動には、約500人が参加しました。冬の寒い中、なぜ経団連会館前に500人くらいの人々が集まって声を挙げているかというと、2011年3月11日の福島第1原発事故による深刻な被害にもかかわらず経団連が原発に固執し続けて政府に対して原発推進の圧力をかけているからです。
原発は、一たび過酷事故を起こすと時間的にも空間的にも限定できない被害を生み出します。更には、原子力発電は未完成技術であり、この意味合いにおいても人類には原発を扱う資格に欠けるというべきでしょう。しかも、日本列島は地震の巣と言われていて活断層がいたるところに走っているのです。このような島国において原発を建設して良い条件はありません。
財界のみなさん、あなた方が原発に固執する限り、抗議行動はいつまでも続きますのでよろしくお願いします。