愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

2014.7.1 集団的自衛権行使容認閣議決定緊急抗議行動

2014年07月04日 17時21分20秒 | JCPの活動、国民運動、国内の政治・経済等

 記事のアップが遅れてしまいましたが、2014年7月1日の夕方に私は、日本共産党の瀬端勇区議会議員及び地元の党の仲間とともに平井駅南口駅頭で17時30分から18時30分にかけて同日の昼間の集団的自衛権行使の閣議決定に対する緊急抗議行動に参加しました。

 上の写真の人が日本共産党江戸川区議会議員団団長をしている瀬端勇区議会議員です。

 画像が少々小さいですが、他の人がハンドマイクを使っている間は、瀬端区議も一緒にビラ配布などをしています。

 同じような時間帯には、首相官邸前では広範な人々が集団的自衛権行使の閣議決定に抗議の声を上げるために集結していました。私は、地元での宣伝行動及び「特定秘密保護法廃止を求める江戸川の会」 の任務で官邸前には行かれませんでしたが、国民の抗議行動は官邸前だけではなく、規模の大小の違いこそあれ全国津津浦浦で起きていたのです。このことは、もっと広く知られて良いでしょう。

 日本は、違憲の軍隊ともいうべき自衛隊があるものの海外で殺したり殺されることなく現在を迎えています。それは、日本国憲法第9条があって、自衛隊といえども専守防衛を旨として海外で戦争をしない国造りを建前としてきたからです。集団的自衛権行使は、自国が武力侵攻を受けていないにも関わらず軍事同盟をテコにして同盟国とともに国際紛争に武力を行使しながら首を突っ込んでいくことです。一言戦争と言っても武力侵攻を受けた時の反撃と軍事同盟を前提にしながら軍隊を海外に出して武力行使をすることとは天地の開きがあります。だいたい、歴史上「侵略するぞー」と叫びながら侵略の戦争をした為政者はいません。だいたい「自存自衛のため」とか「やむを得なかった」と言い訳するのが侵略者の常套句です。「集団的自衛権」の本質は、急迫不正の主権侵害から自国を守ることではなく、軍事同盟をもとにしながら時には戦闘行為を伴いながら武力で世界に覇権を及ぼそうとする侵略者の使う概念です。集団的自衛権をこうしすれば、自衛隊は否応なく海外に駆り出されて武力行使をしていきます。つまり、自衛隊が海外で人を殺したり現地の人から殺されるのです。

 日本国憲法は、軍国主義に対する反省に基づき戦争をしない国づくりを最も重要な価値の基調としています。従って、急迫不正の主権侵害から反撃することをやむを得ないと考えても、軍事同盟を締結して集団的自衛権行使で海外に国家の武装組織を派遣して戦闘行為を行うことはあり得ないことです。為政者による恣意的な解釈によって憲法を事実上変えたのと同じ効果を出そうとする所業は立憲政治の中ではあってはならないことであり、安倍内閣の所業は非軍事クーデターそのものです。海外の紛争に武力で介入できるようにするためには、クーデターの手法をも辞さない安倍内閣は、憲法と平和と民主主義の原則と広くは立憲政治の観点から許せない存在です。閣議決定だけで自衛隊が動くわけではなく、関連法規の整備・改正にはそれなりの時間がかかります。集団的自衛権行使をさせない、自衛隊員に海外で人を殺させない、殺されないようにするための戦いはまだまだ続きます。当面は来年の地方選挙で自民党と公明党に大きな敗北を味あわせましょう。

 犬も宣伝行動に参加しました。

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