1973年9月11日にラテンアメリカのチリでアメリカの支援を受けたピノチェトによるクーデターが起きました。このクーデターでアジェンデ大統領(当時)が非業の死を遂げました。ピノチェト軍は自らに反対する市民の虐殺にも及び、この中でギタリスト・歌手のビクトル・ハラが殺されました。ビクトル・ハラは『平和に生きる権利』で貧困と抑圧からの解放と平和を作るために奮闘している人々を励ましました。
戦争は、貧困を生み出し、人々から平和のうちに生きるという最も切実な要求と権利を踏みにじっていきます。自公・安倍内閣が2014年7月1日に閣議決定した「集団的自衛権行使容認」は、世界の人々から平和のうちに生きる権利を踏みにじるのであり、日本国憲法の精神に真っ向から反します。なぜならば、集団的自衛権行使は米国の始める戦争の尻馬に積極的に乗っかり、日本の自衛隊に海外で武力行使させるからです。
戦争国家づくりの具体化の一環としての「集団的自衛権行使容認閣議決定」に対する抗議の意味合いを込めて「ソウルフワラーユニオン」が歌う『平和に生きる権利』をこのブログ記事に貼り付けます。