昨日、2015年4月12日は、全国の県議会及び政令指定都市で議員選挙や首長選挙が行われた。この日は同時に政令指定都市以外の市区町村区の議会選挙の告示前のラストサンデーであった。
私は、地元の党員・支持者らとともに平井親和会商店街練り歩きに参加した。13時にセバタ勇選挙事務所に集合して簡単に打ち合わせの上で練り歩きが始まった。私たちは平井2丁目のコモディイイダ近辺を出発点にしてそこから小松川信用金庫、芝田薬局方面へ、そして平井駅方面へ練り歩いた。コモディイイダの前、小松川信用金庫付近、芝田薬局前などところどころでセバタ勇区議会議員は立ち止まって「オール与党議会」の問題や多田区政の問題を告発するとともに日本共産党の政策、平井・小松川地域における街づくりの提案を地元住民へ訴えた。
セバタ勇は、住民に向けて旧二小松小学校跡地に特別養護老人ホーム(以下、特養ホームとする)・保育園の建設を提案した。特養ホーム待機者は江戸川区全体で1,035人(2015年1月)いる。保育園に入れない待機児童が江戸川区では1,443人いる(東京新聞3月23日)いる。特養ホームも認可保育園も全然足りない。江戸川区には特養ホームが16箇所ある。そのうち平井・小松川地域には、平井7丁目のウエル江戸川という50人分の特養ホームが1箇所あるのみである。平井・小松川、特に平井には住民のうちの高齢者の比率が江戸川区内の葛西地域などと比較して多い。だから、特養ホーム建設の重要性が大きい。数年前には平井地域には高齢者が多いけど子どもの数が少なくて地域の保育園が定員割れを起こすくらいだった。しかし、新しいアパートやマンションが平井地域にも増え始めていき、これに連動して住民の年齢構成などが次第に変わっていった。今では、平井・小松川地域において保育園が足りなくなっている。そこで、セバタ勇区議会議員は、旧二小松小学校跡地に特養ホームや保育園など住民の生活と福祉に役立つ施設を建設することを提案している。旧二小松小学校跡地の敷地面積は約1万平方メートルである。特養ホームや保育園を建設する面積はある。
小松川2中が移転新築されて2018年4月に開校する。1中、3中も建て替え時期を迎え、移転・建替えで1校分の敷地1万平方メートルが空く。ここへセバタ勇区議会議員は、住民の声を聴きながら新しい区民館や図書館の建設などをすすめて魅力ある街づくりを提案している。今、平井・小松川地域において街づくりをどうするかということが正面から問われている。セバタ勇区議会議員は、今まで8期32年間区議会議員を務めてきて2015年4月26日投票日(告示日は2015年4月19日)の江戸川区議会議員選挙で9期目の挑戦をする。平井・小松川地域で住民の立場で最も明確に街づくりのあり方を提案しているのがセバタ勇区議会議員である。だから、セバタ勇区議会議員の9期目の勝利を勝ち取ることは不可欠なことである。
安倍自公政権の消費税増税路線と社会保障・福祉改悪は国民各層の生活を確実に圧迫している。賃金労働者の賃金の上がり方が物価上昇の水準に追いつかずに可処分所得が減っている。年金生活者の生活をマクロ経済スライドがもたらす支給額切り下げが悪化させている。このように国政で権力者が悪政を行って住民の生活を脅かしているもどでは、地方自治体には悪政に対する防波堤の役割が求められる。しかし、多田区政とこれを下支えする「オール与党」勢力(区議会自由民主党、江戸川区議会公明党、民主・改革クラブなど)が住民福祉を切り捨てている。多田区政及び「オール与党」勢力に最も明確に対決しているのが日本共産党である。従って、区議会議員選挙における日本共産党の議席を3議席から5議席へ前進させることが大切である。5議席を充分だとは私は全く思わない。江戸川区議会の定数は44だから5議席を日本共産党が獲得しても議席占有率は11%程度である。それでも、現有3議席から5議席になれば、日本共産党江戸川区議団は単独会派での議案提案権を獲得して院内交渉会派としての立場を獲得する。このことが特に住民の運動を前進させるためにも非常に重要な意味を持つ。
商店街を練り歩いている最中に特養ホーム建設などの要望が寄せられるとともに何人もの住民からセバタ勇区議会議員は期待と激励を受けた。
江戸川区議会議員選挙における日本共産党公認で立候補する人物は次のとおりである(敬称略)。
・セバタ勇(現)
・小俣則子(現)
・大橋美枝子(現)
・須田哲二(元)
・牧野けんじ(新)