愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

にゃんず日記が本になったよ

2008年10月23日 22時40分05秒 | 雑記帳
にゃんず日記

 先日職場の近くの書店に立ち寄ったら、にゃんず日記が本になっていました。にゃんず日記というのは猫好きの間での人気ブログの一つです。

 にゃんず日記の管理人は、今まで何匹もの猫を保護してきました。いましたがたこのブログを拝見したら、日本テレビで動物愛護センターのことを報じることが掲載されていました。

 捨てられるなどして、愛護センター(どこがじゃ!)に送られた猫は、引き取り手がいなければ炭酸ガスによる窒息死をさせられます。安楽死とは程遠く、苦しみながら猫は死にます。猫は酸欠に強い動物であるだけにそれだけ永く苦しみます。

 動物を殺すなとは言いません。というのは私自身が肉や魚を食べているからです。結局これは、自分で直接手を下さないだけで間接的に生き物を殺していることには変わりありませんからです。

 私たち人間とて他の命を屠ることでしか生きていくことができません。それが動物の命であれ、植物の命であれ。

 しかし、飽きた、引っ越すなど人間だけの勝手な都合で猫などがごみのように捨てられて挙句にガス室送りになるかのような殺し方を社会的に容認していいのでしょうか。人間社会において、生活保護を拒否されて餓死する人がいることや後期高齢者医療制度(姥捨て法というべき)などお年寄りや困窮しているなど社会的に弱い立場に置かれている人が自公政治のもと狙い撃ち的に抑圧されています。猫など動物の問題と社会保障制度の問題などが直接的に関係するのではありませんが、弱者切捨ての論理という点で、どうしても根っこでつながっているのではないかと、私は感じざるを得ません。

 近頃、いろいろな局面で、命が大事にされない風潮が蔓延しています。こういう状況を放置しておけば、必ず私たちに跳ね返っていきます。

 捨て猫や捨て犬のことを単に動物のことに解消するのではなく、私たちの人間社会のあり方、日本社会のあり方を問う問題として考えると、問題の本質に迫れるのではないでしょうか。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
☆*:;;:*☆こんばんゎ☆*:;;:*☆ (とうふ)
2008-10-25 19:55:59
同感です。
勝手な人間が自分の欲求のためだけに
ペットを飼って困るとポイ・・
心が痛まないのかな。。
最近は政治家とか上に立つ人も
頼りなく、税金の無駄遣いも多い。
北朝鮮や中国に投資する前に
日本でしょ・・って感じ。

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RE:☆*:;;:*☆こんばんゎ☆*:;;:*☆ (Aleido Che Guevara)
2008-10-26 00:10:08
コメントありがとうございます。

全員が全員というわけではないでしょうが、社会的に地位が高い人のなかで本当に欲の皮のつっぱている人が多いですね。モラルハザードが社会のいろいろなところで起きていることを僕は否定できないように感じています。

市民道徳の問題は、政治や社会のあり方のゆがみに起因していますが、政治や社会のあり方が変わればそれだけで万事OKとはいかないのです。これには独自の追求が必要です。
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