火曜日だったかTPPを阻止するための行動が首相官邸前で行われています。日本共産党の吉良よし子参院選東京選挙区予定候補のブログにこの動画が貼り付けられているのを発見しました。そこで、私もこの動画を貼り付けて一人でも多くの方々に吉良よし子さんのことを知っていただき来るべく参議院選挙で、東京選挙区では吉良よし子さんの当選を勝ち取り、東京選挙区において日本共産党の議席を奪還したいと私は思う次第です。
TPPとは、環太平洋戦略的経済連携協定という日本語にすると長ったらしい名称の「協定」ということですがね、TPPでは「例外なく非関税障壁」を取り除くなんていうのがありまして、これがかなりクセモノです。
非関税障壁の中には、言うまでもなく健康保険制度さえ入ってきます。今となっては日本でアメリカ系資本による生命保険会社がかなり拡がっていますが、これが現在の日本では公的保険によってなされていることを民間の営利目的の保険会社の参入の対象とし医療保険を資本の食いものにするべく非関税障壁の最たる公的医療保険制度による国民皆保険解体の圧力がTPPに日本が参加することによりかかり、最終的には国民皆保険制度が壊されることさえ懸念されるところです。他にも、農業がただでさえ日本の食料自給率が下がり続けているのにアメリカの小麦をはじめとして輸入を強いられることさ懸念されるところです。TPP関連では最近、モンサント社が取り沙汰されています。モンサント社は、遺伝子組み換えの食料を世界中に資本の力に物を言わせて押し付けています。遺伝子を意図的に組み替えるような、本来自然界に存在しない「生き物」を創りだしてこれを食べるということには、いくら科学技術の発展した今日においてさえ不自然さと違和感を私は感じるところです。なお、現状では日本で販売されている食料品、例えば納豆などには、表示義務として原材料としての大豆に関して「遺伝子組み換えでない」ということが課せられていますが、日本がTPPに加入すればこの表示義務が撤廃されることになるでしょう。表示義務が非関税障壁になるからです。
他にもTPPのことを取り上げると広範にわたり、私一人では扱いきれないくらいです。個別的なことを上げると本当にキリがないのですが、基本的にTPPの交渉に関しては関係国は一切内容を外部に漏らしてはいけないという決まりがあるのです。要するにTPPは、関係国人民に隠れて各国の権力者同士で話が進められるといって過言ではありません。人民に隠れてコソコソ進められる事柄にまともなものはありません。こういう意味でもTPPは、日本を悪い方向へ進めていくのであり、とうてい私はTPPに賛成できないのです。
TPPに日本が参加することは、「亡国」への第一歩であり、TPP参加を私たち国民は食い止めていくことが必要です。
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