愛と情熱の革命戦記

猫々左翼の闘争日誌

惑星X

2009年01月27日 01時13分16秒 | 自然科学


 ここ最近ブログの更新が滞り気味だったのには訳があります。それは、今月の半ばから、配達員の病気入院のために毎日「しんぶん赤旗」を配達していてこっちに手が回りづらいということがあります。それから、先週は風邪で仕事を休むくらいの状態で体がへろへろだったということもあります。

 さて、本題に入ります。冥王星が惑星から準惑星と呼ばれるようになったことは皆さんもご存知かと思われます。冥王星が準惑星になったことを"降格"とよく呼ばれていますが、本当はこれは不正確な言い方のように思われます。いままで、実は惑星の定義というのがはっきりしていなかったのですが観測技術の発展により、太陽系の姿に関する認識が進んで惑星の定義について改めて考えなければいけないところまで観測と認識が進んでいきました。詳しくは、向正さんとパトリック・ソフィア・リカフィカさんによる「太陽系に未知の「惑星Xが」(講談社+α新書)存在する!」という本に書かれています。興味ある方はそちらをご覧ください。近年の観測技術、コンピューターの発達などにより、太陽系の外縁の天体の動きが今まで発見された惑星だけでは説明できないことが分かってきて、それで力学的観点からまだ、太陽系に発見されていない惑星が存在するのではないかと言われるようになっています。著者は、これから5年から10年で「惑星X」が発見されるのではないかと述べています。「惑星X」という言い方をここでもまた、著書においてもされているのはまだ、理論的予知の段階、すなわち仮説の域をまだ出ておらず証明されていないからです。ただ、かなりこれから未知の惑星が発見される可能性があるということです。しかも、著書によると未知の惑星が今後複数発見されてもおかしくないということです。


 それにしても、私たちが住む太陽系惑星系というのは、今まで考えられていたより複雑な様相がありそうですね。宇宙の果てがどうなっているのかなどに、私たち人類が想いをはせる一方で宇宙空間の規模から見ればほんの庭先程度の事柄に関してもまだまだ未解明のことが多く残されているようです。そして、近くの(宇宙的規模から見ればということ)未解明なことが解明されていくと宇宙の歴史をさらに紐解くことができてくるわけです。

 今後の太陽系の解明のいかんによっては私たちが理科の教科書で習った、太陽系に関する認識を大きく改めなければいけなくなる時期がすぐそこに迫っているようです。私はまだ写真の著書をまだ全部は読みきっていませんのでこの辺にしておきます。興味ある方は「太陽系に未知の「惑星X」が存在する!」(講談社+α新書)を買って読まれるといいですよ。

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2 コメント

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ヾ(・∀・`*【♥♡*†*♠コンバンハ♤ *†*♡♥】 (とうふ)
2009-01-28 20:39:27
ご無沙汰ですm(_ _"m)ペコリ

宇宙って解明されてないことが
多いから神秘ですよね♪
私はあまり詳しいことはわからないですが
今後はどんな発見があるのか楽しみです(^_^)
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とうふさん、本当にご無沙汰です。 (Aleido Che Guevara)
2009-01-29 00:15:00
宇宙には本当に未解明なことが多いですね。かなわぬ夢とはいえ、地球人より高度な文明を持っている宇宙人というのがいたとすれば一度そういう人たちから今の地球の現状について感想を聴いてみたいね。宇宙の知的生命の基準で言うと地球人は野蛮な段階とみなされるのかな?ガザなどの現状を直視するとね…。
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