参議院予算委員会での日本共産党・山下芳生さんの追及でも明らかになっています。ダイキン工業株式会社の使い捨て雇用はもはや企業犯罪の域に達しています。
雇用形態の如何にかかわらず労働者は生身の人間です。人の人生は数十年にわたります。人生80年とも言います。短期間の細切れ雇用では先行きが不安で人生設計がままなりません。国会での質問でも指摘されているところですが、仕事があるにもかかわらず、200人もの労働者の雇用を切り捨てまた採用活動をする、労働者をこのようにとっかえひっかえするような「モノ」扱いをするダイキン工業株式会社の姿勢は、きわめて反社会的であります。
日本共産党が国会において企業を名指しで批判できるのは企業・団体からの政治献金を一切受けていないからです。ついでに申し上げると、政党助成金も日本共産党は受け取っていません。だから、どんな大企業相手でも遠慮なく事実に基づいて物事をいえるわけです。
それにしても、政府側の答弁のいかに空虚なものか。個別的には答えられませんだとか、全体の中で云々など。
使い捨て労働が横行する社会に健全な未来はありません。
日本共産党は、雇用は正社員が当たり前、使い捨て労働を許さない社会をつくるために今後も活動し、労働者の切実な声を国会へとどけ政治へ反映させるために力を尽くします。