貧困と格差を拡大する、新自由主義政治(日本では小泉構造改革と呼ばれました)が破綻して自公政権が退場したというのに菅政権は、完全に小泉構造改革路線に回帰しています。菅政権は国民にとって有害無益というほかありません。
民主党中心政権が発足した当初は、政権の政策に一定国民の要求が反映していました。ですから、そのときは建設的野党として日本共産党は、国民の利益になる政策には協力しながら国民の利益を害する否定的現れには対決という立場を採用していました。もちろん、民主党中心政権が発足した当初では建設的野党という立場が妥当だったわけですが、現在ではすっかり情勢が変化して政権自体が内政、外交ともに自民党政治に完全回帰していますのでわが党がとるべき立場は、政権と正面から対決するというのが正しい立場です。
自公政権が崩壊して生まれた民主党中心政権が国民を裏切り続け、国民から支持を失うという今日においてわが日本共産党には、「日本共産党の政権、民主連合政府で日本はこうなる!」ということをいかに語っていくかということがとても大切になります。中央委員会が科学的社会主義の基本と党綱領の学習を重視しているのは、現在の政治情勢を受けてのことです。
今日の情勢に見合った形で
・日本共産党の政権で日本はこうなる!
・民主連合政府で日本はこうなる!
ということをこれからは党活動のなかで語っていきましょう。