Produce&Climbing

音楽、ビデオなどの制作状況、登山/お散歩、泉自然公園の状況

再開しなくちゃ!

2007年12月31日 | BLOG絵画教室
途中で書かなくなってしまいましたが、再開してゆこうと考えています。
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お絵描きしよう!

2006年03月08日 | BLOG絵画教室
前回は、デッサンについて語りました。

今回は、色彩について、語ります。色というと、固有色を考える方が多くいますが、色は、他の色があることで、相対関係が生まれたり、補色の関係が出来たり、滅法混合、正混合の関係など、色そのものを色彩として扱うことによって、色をより生かすことができます。

簡単に言えば、色彩でデッサンを行うことです。暖色は、前に出るように見え、寒色は後退して見えます。

この原理を利用して、描くことです。ものの色にこだわることなく、描けることです。

この色彩の目覚めは、印象派から、後期印象派の作品によって、うかがうことが出来ます。印象派の作品では、色がまだ、本質をとらえておらず、物の存在との中間に位置していますが、後期印象派では、色の本質を利用しています。

セザンヌの作品がいい例です。

言葉にすると、わかりにくいですが、セザンヌの作品を見ていただければ一望できると思います。

西洋絵画の歴史では、デッサンに開かれ、そして、色彩に開かれていったのです。

今では、必須として理解することが、望まれるのは当然のことです。

あらゆる可能性や、その素材の本質を理解し、そろえることが、作家には必要です。

誰でも絵は描けますが、質の高い作品を作るには、それなりの知識や技術も必要です。

今回はこれぐらいにします。
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お絵描きしよう!

2006年02月18日 | BLOG絵画教室
んーどこまで書いたか、確かデッサンのところまででしたね!

デッサンは、光と影にとらわれずにその形態を三次元でとらえて、見るものに、その形態がわかるように描くことが基本です。

密度によるデッサンですね。鉛筆や木炭に対称から得た質感を込めます。

これで、あなたが、対称をどの程度理解し、どのように感受しているのかが作品に現れます。

これは、存在への理解です。

モノトーンの大きな宇宙が描けるといいですね。結局物事への理解度がそのまま出ます。うそはつけないのです。言葉だとある程度うそもつけますが、絵はあなたそのものが表れるのです。ですから磨いていく必要が出てくるのは当然のことです。

 デッサンは、建築で言えば、基礎部分です。いくら外装をきれいにしても、地震で倒れては存在が、なくなってしまいます。まずは、しっかりとした基礎作りが大切です。

次回は色彩について語りますが、色彩で、柱や梁を構築します。
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お絵かきしよう!

2006年02月12日 | BLOG絵画教室
講義概要

さて前回はデッサンについて語りましたが、

ここでこのセミナーの概要を語りたいと思います。

西洋絵画の流れから技術をひもとき、それらを統合してゆきます。

1 デッサンに開かれる

2 色彩に開かれる

3 モチーフ、道具の延長

4 統一する。

このいかに統合するかがみそです。

技術だけでは、つまらない、感情的では、安定しません。
ちょうどいい作品を見かけました。掲載した書の写真です。写真なので、なかなかその筆跡にこめられた感情を感得することは、難しいかもしれませんが、まじかに見て感動しました。感性と技術の融合です。

技術的にうまくなったら、さらなる感性を受けとれるようにしてゆかなければなりません。これでおわりということはないのです。職人とは違います。常に深めてゆくことが、芸術の世界です。技と感性は比例関係であることが望ましいわけです。
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要素の本質

2006年02月07日 | BLOG絵画教室
デッサンについて昨日は語りました。デッサンは、第一の要素です。


ところで、油絵は、簡単に塗り重ねが出来ます。しかしながら、いかに、塗り重ねてゆくかが重要なところです。この辺が、この絵画教室の重要ポイントです。

塗り重ねることでの効果、そして、絵画の要素の本質をうまく活用してゆくことこれが単純明快な方法に至ります。

 このサイトは、一枚一枚の絵画をひもとくものではなく、西洋絵画の歴史から、技術をひもとき、それらを絵画芸術の道に導くものです。 この文章ですと、ながたらしくむずかしい表現に聞こえるかも知れませんが、かなり単純な中身であります。

 言葉での表現ですと、むずかしく聞こえるかもしれませんが、いざ描くとなるとかなり簡単な方法です。
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存在を存在たらしめる

2006年02月06日 | BLOG絵画教室
写真:エルミタージュにて撮影

BLOG絵画教室 2

昨日は哲学と対等と述べましたが、これは、絵画も哲学も存在についての学問だからです。

絵画の場合、二次元のキャンバスに三次元を描くため、そこに書き手の存在に対するとらえ方、技術が表れます。

これは、デッサン力ということです。

デッサンは、ある程度修行すれば、技術は身につきます。
あせらず、技術にはしらず、同時に感性も磨いてゆきたいものです。

古代の絵画のように、単純な素朴な線で描かれたもの  それらの絵画から、当時の様子が、ダイレクトに伝わって来ます。余計なものがないですね。

 さてデッサンですが、クラシックな絵画をご覧になれば、その技術の素晴らしさにおどろかされることと思います。デッサンは、陰影にとらわれることなく、表面密度を通じて描けるようにならなければなりません。
 絵画箱の概念も必要です。例えば、劇場の舞台 このステージに、モチーフを構成し、照明を効果良く照らすのです。 現実の光や、バックの奥行きにこだわらず、それらも構成してゆく、作り上げて行くことが大切です。 どのように構成し光をどのように照らすか?
 それは、あなたの感性にしたがうものです。密度で追うデッサンは、地球儀に描かれた経度と緯度と同様です。経度と緯度の線を細かくしてゆけばゆくほど地球が球体であることが明確になってきます。この線を描く時感じた事を、その線にこめるのです。感受性が豊かな方ほど、線は生きたものになるはずです。しかし、感情に圧されては、存在感もうすれます。感情と技術を融合させることが大切です。最近は、技術力の高い方が多くなりましたが、それに調和する感性がないとつまらないものになってしまいます。光は、あとから入れることもできます。

 とにかく、デッサンは基本ですし、存在そして自己存在をたらしめるものです。
けっして、アカデミックに語るわけではありません。

西洋美術の歴史を見ると面白いのですが、クラシックからモダンに移行してゆく様子は、物理学の歴史にも似ています。例えば、クラシックの絵画では、盆栽と同じくニュートン力学的な、下に安定性を求めています。キュビスムやセザンヌの絵では、もっと広範囲な宇宙、相対性理論、  心理的な宇宙、、、、といった具合です。宇宙は神が創ったものならば、絵画というキャンバスの中の宇宙 それはあなたが創る宇宙なのです。
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まずは あいさつ

2006年02月05日 | BLOG絵画教室
写真:芸術アカデミー

まず、絵画についてお話したいと思います。
芸術は、哲学と対等です。
芸術は、絵筆で、哲学は言葉を持って表現しています。
芸術領域では、個人的かつ社会的でもあります。たんなる自己満足ではありません。新興宗教のように特定の枠の中でのものでは、芸術とはいえません。とはいっても社会生活しているわけですので、何らかの形でかかわっていることになります。
 ふところの広さ、いかに理解しているかが重要になります。結局真理を見る、見出す あらゆる色眼鏡を外すことができるかどうかです。

 宗教心があっても宗教団体に入ることは、フィルターをひとつつけることになります。

そこで一枚あなたの自由がうすくなってしまいます。自由 といっても自由をはきちがえ
ている方が多いので、言っておきますが、自由とは、自分で全責任を追うことです。大変ですよ。例えば、ごみ捨て、社会ルールでごみを捨てれば、自治体が処理をしてくれます。その処理方法が適切でなくとも、その地方自治体が、後々責任をとってくれます。しかし、それを守らずプラスチックごみを庭で燃やし、回りの方々がガンになり、訴えられたら、どうしようもありません。
 自由は、自由に生きること、あるがままの自分を受け入れること、自由に語れること、自由に絵が描けること、自由にピアノが弾けること。そのような表現に使われる自由という言葉こそ、自由の本質です。

自由に絵画空間(宇宙)を形成できるような、絵画教室がこのサイトです。

この方法を知っていると知らないとでは、月とスッポンの絵画レベルの作品になります。その刺激は、あなたにフィードバックします。

となると、あなたもこの空間という大宇宙の命題を受け入れたことになるということです。人間として、グーンと山の頂上へ登ってゆくのです。
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お絵描きしよう!

2006年02月04日 | BLOG絵画教室
パソコンの普及で大助かり、なのですが、

今年は絵を描こうと考えています。市の文化祭に出品予定。日展のような公募展に出す気持ちは今のところないです。

僕が培って来た絵画の方法を誰かに読んでもらえればいいかなと思います。そこでBLOG絵画教室を開こうと思いました。Tさんからテレビの見過ぎと言われたのでそれがきっかけです。といっても番組の製作方法を見ているだけですけど。

ともかく、自分の頭の中を整理するようにしながら、絵画空間の作り方を伝えたいと思います。これは、僕がまだ二十代の美少年?だった頃ピーンと目覚めてしまったことがきっかけで、理論化してしまったものです。発展性のあるものなので、縛られることはありません。縛られるとしたら、まだまだ理解があさいということです。
 ひとつの道具としてとらえてもらえればと思います。ただしすでに出版していますので、著作権は当方にありますことをご理解してください。この方法は、唯一のものです。それでは、次回より掲載してゆきたいと思います。
 現在はホームページに掲載しています。http://www1.linkclub.or.jp/~alexsey/art/art.htmlしかしながら、近日中に別のサイトに移行もしくは、破棄する予定です。
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