1時起床。支度をしてスーツケースをレンタカーにおさめ、ツアーの送迎時間2時10分をロビーで待ちました。ここからは姫路からの女性が2名、キヘイで京都からのカップルを乗せ、ハレアカラ山頂へ向かいました。私は横浜からの参加ということで。
今日のツアーの参加者が揃うと、ガイドさんから丁寧に説明がありました。それが終わるや否な、うとうとと…。酔うかもしれないと言われていた山道もあっという間に過ぎ、第一停車場、ビジターセンターに着きました。トイレを済ませ、山の寒さに慣れるためにしばらく外にいるように指示有り。ここの気温4度。しばらくすると防寒ジャケットが配られ、懐中電灯、双眼鏡を手にして使い方の説明を聞きました。
ここで、ビジターセンターに植えられている珍しいという高山植物“銀剣草”を紹介して下さいました。銀剣草は20年も30年も掛けて株を育て、中央から大きな茎を出すと花を咲かせ数カ月で枯れてしまうそうです。株は球形で少ない雨をそのまま根に流せる作りです。葉は細いアロエのようでした。銀色に見える株は、葉の表面の細かい毛が太陽に反射して見えるということで、紫外線と乾燥から身を守っているそうです。
そこから車を少し走らせて、車の出入りが少ないという“穴場”の駐車場で星の観賞をしました。ガイドさんはスーパーレーザーポインターというものを持っていて、そのレーザーはまるで星に届くかのよう。それを使って丁寧に星座を説明して下さいました。
面白かったのは、ここから見える北極星は21度のところにあるということ。それは今、自分のいる位置が北緯21度ということで、北極星を見付ければ自分の位置が分かると。つまり、赤道に行けば0度、北極点に真上に北極星が見えると。こういうことはきっと学校で習っていたことなのでしょうが、すっかり忘れていました。
寒さに足踏みをしながら、星を鑑賞しました。すっかり冷え切った身体を山頂へ向かう車で温めます。山頂に一番近いという駐車場へ着くとガイドさんから改めて諸注意がありました。車を降り、注意しながら登ると、あっという間に山頂へ。『頂上3055m』という標識の前で、ガイドさん自らカメラマンになって下さいます。そこにある風除けのガラス張りの建物は日の出を見るのに邪魔であり、ガラスも曇ってしまうと、さらに人の山で日の出が見られないということで、私達のツアーは“特別”という場所へ移動しました。
私はマウイに来る直前に島のことを少し調べ、このツアーは何となくおもしろそうだと、他を見ないで申し込んでしまいました。ですから、この山で日の出を見ることがこんなに有名なことだとは知らず、“特別”な場所へ移動する間に次々と上ってくる車にびっくりしました。
一つ下の駐車場へ着くと、今日は参加人数が少ないためまだ時間があると言います。暖かい車内で座席に座って眠って時間を待ちました。
しばらくして起こされて、いよいよ日の出を観に出掛けます。この駐車場の周りもやはり込んでいるので、“特別”な場所に移動。山を少し登ると言うことでまた諸注意がありました。緊張度を保つために少し早目に歩くがなるべく着いてくるように、空気が薄いので何度か休憩をしながら進む、などと細かいところまで言われたので覚悟して出掛けると、なんということはなく、すぐにその丘の頂上に着きました。でも中には大変そうな方もいて、ツアーはいろいろな方が参加されるのでガイドさんも大変だと思いました。
“特別”な場所はなにも障害がなく360度見渡せるところで、日の出の方向と反対には大きな満月が見えました。すぐにガイドさんの指示で写真撮影が始まりました。ガイドさんの写真はガイドブックで使うほどのものだそうで、ここでカメラマンになって下さるのも“特別”のようでした。写真に写るに、立ち位置、ポーズ、ジャケットは上げて脚を長く見せる、まで指示があります。朝焼けでのシルエットを撮ると月の方向での撮影。この月と空の感じはアラスカに行った時に見たことがあります。話を聞くと月の下のピンクは朝焼けで、その下のブルーは地球の影だとか。朝と夜の境目が空に見えるということでした。全員が撮影を終えると、再び日の出の方向。先ほどより明るい景色で撮影。手は腰にするのがガイドさんのお気に入りのようで…。
そうこうしているともう日の出の時間でした。今まで日の出をこんなに駆け足で見たことはありません。全てを把握しているガイドさんならではのことでしょう。ツアーで来ていることを実感しました。
日が上がるともう一度写真を撮ってその丘を降り、クレーターを観に行きました。このトレイルを歩けるのもガイドさんが持っている“特別”なライセンスのお陰のようで…。
遺跡や、宇宙をテーマにした映画撮影に使われたという場所を通り、クレータの良く見える場所でまた、手を腰にして写真撮影。このツアーはハレアカラ山でのモデル体験ツアーのようでした。
山の上でのツアーはこれで終わりです。雲で景色が覆われてしまう前に全てを終えるという時間配分は見事でした。
山を降りるとゴルフ場の中にあるレストランで朝食です。注文は車の中でとって、待ち時間がないようにするという配慮。私はロコモコと紅茶をお願いしました。ロコモコは、とても大きなハンバーグと目玉焼きは卵を二つ使ってのっていました。男性もあと一口が入らないと言うところ、私はお腹がすいていたので、きれいに食べました。あとはホテルに戻りこのツアーは終了です。
ここからホテルに戻る途中、電話が入りました。約束していた今日の夕食を取りやめて、明日のホエールウォッチングにしたいと。これはしたいと思っていたことなので有り難く受け入れました。
ホテルからは、海岸沿いを希望通り明るい時間に運転できました。途中、景色のいいところで何度か車を止め、海を眺めてボーっとしながらキヘイに向かいました。どこをとっても空は大きく、海は澄んでいて、いろいろな青、きれいな青が見られます。
友人宅には無事到着しました。少し休むと友人がドライブに連れて行ってくれました。パイアという小さなサーファーの街で車を降り散歩、ハワイの肉まんを頂きながらビーチに出てサーフィンをしている姿を眺めました。
キヘイに戻る途中でお弁当を買い、まだ日暮前でしたのでキヘイを通り越して、溶岩が海まで流れついた岩の海際まで連れて行ってくれました。歩いて海へ行くとウニも見られます。小さな魚が泳いでいるのも、岩からちょこちょこっと顔を出すかわいい魚も見られました。そこで夕陽を見ながらお弁当を食べました。日が沈むころはたくさんの鯨も遠くの方で見られました。
忙しい日の出から、ゆったりした日の入りまで、マウイの一日を楽しみました。
今日のツアーの参加者が揃うと、ガイドさんから丁寧に説明がありました。それが終わるや否な、うとうとと…。酔うかもしれないと言われていた山道もあっという間に過ぎ、第一停車場、ビジターセンターに着きました。トイレを済ませ、山の寒さに慣れるためにしばらく外にいるように指示有り。ここの気温4度。しばらくすると防寒ジャケットが配られ、懐中電灯、双眼鏡を手にして使い方の説明を聞きました。
ここで、ビジターセンターに植えられている珍しいという高山植物“銀剣草”を紹介して下さいました。銀剣草は20年も30年も掛けて株を育て、中央から大きな茎を出すと花を咲かせ数カ月で枯れてしまうそうです。株は球形で少ない雨をそのまま根に流せる作りです。葉は細いアロエのようでした。銀色に見える株は、葉の表面の細かい毛が太陽に反射して見えるということで、紫外線と乾燥から身を守っているそうです。
そこから車を少し走らせて、車の出入りが少ないという“穴場”の駐車場で星の観賞をしました。ガイドさんはスーパーレーザーポインターというものを持っていて、そのレーザーはまるで星に届くかのよう。それを使って丁寧に星座を説明して下さいました。
面白かったのは、ここから見える北極星は21度のところにあるということ。それは今、自分のいる位置が北緯21度ということで、北極星を見付ければ自分の位置が分かると。つまり、赤道に行けば0度、北極点に真上に北極星が見えると。こういうことはきっと学校で習っていたことなのでしょうが、すっかり忘れていました。
寒さに足踏みをしながら、星を鑑賞しました。すっかり冷え切った身体を山頂へ向かう車で温めます。山頂に一番近いという駐車場へ着くとガイドさんから改めて諸注意がありました。車を降り、注意しながら登ると、あっという間に山頂へ。『頂上3055m』という標識の前で、ガイドさん自らカメラマンになって下さいます。そこにある風除けのガラス張りの建物は日の出を見るのに邪魔であり、ガラスも曇ってしまうと、さらに人の山で日の出が見られないということで、私達のツアーは“特別”という場所へ移動しました。
私はマウイに来る直前に島のことを少し調べ、このツアーは何となくおもしろそうだと、他を見ないで申し込んでしまいました。ですから、この山で日の出を見ることがこんなに有名なことだとは知らず、“特別”な場所へ移動する間に次々と上ってくる車にびっくりしました。
一つ下の駐車場へ着くと、今日は参加人数が少ないためまだ時間があると言います。暖かい車内で座席に座って眠って時間を待ちました。
しばらくして起こされて、いよいよ日の出を観に出掛けます。この駐車場の周りもやはり込んでいるので、“特別”な場所に移動。山を少し登ると言うことでまた諸注意がありました。緊張度を保つために少し早目に歩くがなるべく着いてくるように、空気が薄いので何度か休憩をしながら進む、などと細かいところまで言われたので覚悟して出掛けると、なんということはなく、すぐにその丘の頂上に着きました。でも中には大変そうな方もいて、ツアーはいろいろな方が参加されるのでガイドさんも大変だと思いました。
“特別”な場所はなにも障害がなく360度見渡せるところで、日の出の方向と反対には大きな満月が見えました。すぐにガイドさんの指示で写真撮影が始まりました。ガイドさんの写真はガイドブックで使うほどのものだそうで、ここでカメラマンになって下さるのも“特別”のようでした。写真に写るに、立ち位置、ポーズ、ジャケットは上げて脚を長く見せる、まで指示があります。朝焼けでのシルエットを撮ると月の方向での撮影。この月と空の感じはアラスカに行った時に見たことがあります。話を聞くと月の下のピンクは朝焼けで、その下のブルーは地球の影だとか。朝と夜の境目が空に見えるということでした。全員が撮影を終えると、再び日の出の方向。先ほどより明るい景色で撮影。手は腰にするのがガイドさんのお気に入りのようで…。
そうこうしているともう日の出の時間でした。今まで日の出をこんなに駆け足で見たことはありません。全てを把握しているガイドさんならではのことでしょう。ツアーで来ていることを実感しました。
日が上がるともう一度写真を撮ってその丘を降り、クレーターを観に行きました。このトレイルを歩けるのもガイドさんが持っている“特別”なライセンスのお陰のようで…。
遺跡や、宇宙をテーマにした映画撮影に使われたという場所を通り、クレータの良く見える場所でまた、手を腰にして写真撮影。このツアーはハレアカラ山でのモデル体験ツアーのようでした。
山の上でのツアーはこれで終わりです。雲で景色が覆われてしまう前に全てを終えるという時間配分は見事でした。
山を降りるとゴルフ場の中にあるレストランで朝食です。注文は車の中でとって、待ち時間がないようにするという配慮。私はロコモコと紅茶をお願いしました。ロコモコは、とても大きなハンバーグと目玉焼きは卵を二つ使ってのっていました。男性もあと一口が入らないと言うところ、私はお腹がすいていたので、きれいに食べました。あとはホテルに戻りこのツアーは終了です。
ここからホテルに戻る途中、電話が入りました。約束していた今日の夕食を取りやめて、明日のホエールウォッチングにしたいと。これはしたいと思っていたことなので有り難く受け入れました。
ホテルからは、海岸沿いを希望通り明るい時間に運転できました。途中、景色のいいところで何度か車を止め、海を眺めてボーっとしながらキヘイに向かいました。どこをとっても空は大きく、海は澄んでいて、いろいろな青、きれいな青が見られます。
友人宅には無事到着しました。少し休むと友人がドライブに連れて行ってくれました。パイアという小さなサーファーの街で車を降り散歩、ハワイの肉まんを頂きながらビーチに出てサーフィンをしている姿を眺めました。
キヘイに戻る途中でお弁当を買い、まだ日暮前でしたのでキヘイを通り越して、溶岩が海まで流れついた岩の海際まで連れて行ってくれました。歩いて海へ行くとウニも見られます。小さな魚が泳いでいるのも、岩からちょこちょこっと顔を出すかわいい魚も見られました。そこで夕陽を見ながらお弁当を食べました。日が沈むころはたくさんの鯨も遠くの方で見られました。
忙しい日の出から、ゆったりした日の入りまで、マウイの一日を楽しみました。