のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

萎える

2009-12-04 | KA
 今日はフィジオに行く予定にしておりましたが、昨晩のこともあったので、その前にカイロに行きました。ショーがある日にカイロに行くのはあまり好きではありませんが、仕方のないことです。
 そこで、誰かの痛みをもらっているとか、お父さんのことが気になっているのではとか言われて、ちょっとびっくりしました。確かに、身近に怪我をした人が居ますし、父の誕生日のことも考えていました。
 フィジオでは、痛みの出る所よりも緩めて頂きたいところを診てもらうことにしました。梨状筋があまりにも硬いのでびっくりされました。
 ちょっとしたことで、脚の付け根が外れたようになります。そして、自分ではめられないので困ります。着替えにも時間が掛かります。
 ショーの始まり、パージェントと呼ばれるシーンの時は、私はお化粧をする演技をしてからクリフデッキの中に隠れたままで、そのシーンが終わり舞台が下がって行くのを待っています。その時に、梨状筋のストレッチをしようとすると、その形をしただけで、脚の付け根が外れたようになりました。それから、気持ちが落ち込んでいきました。そのまま、涙が流れそうなのをこらえながら過ごす一日となりました。
 先週の金曜日に比べたら、痛みは激減していますが、精神的にいっぱいいっぱいになってきました。神様は乗り越えられない試練は与えないというけれど、今与えて下さっているのはどんな試練なのでしょうか。
 ゲイルは、今日もショーの後に時間を割いてくれました。ボールを使っての梨状筋のマッサージを教えてくれました。大腰筋をストレッチしたいというと、そのやり方も教えてくれました。
 使うのを控えていると、人間楽に楽に、楽な方向へ進むような気がします。体重のコントロールが効かない人は、こうやって楽なほうに進んでさらに楽なほうにすすんで、体がだんだん動かなくなっていくのだと思いました。
 使えるところまでは使おうと思っていても、いつもより使えないでいる自分、それで舞台に立っている自分に嫌気がさしてきました。今日は精神的に萎えました。気力も続かないほど萎えていました。怖ささえ出てきました。
 「明日も素敵なショーを。」と置手紙をして、亜梨ちゃんは帰っていました。私が弱気でいたのが分かったのでしょうか。いつも見守っていてくれる亜梨ちゃんに感謝です。そう、あと一日、頑張ります。